NISAの口座開設、どのくらいかかる?想定より長く…

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NISAの口座開設は余裕をもって進めるが吉

NISA(少額投資非課税制度)の口座開設を現在、進めている。

NISAはまだだが既に口座を開設している証券会社の同じアカウントで、とりあえずNISAの口座開設を申請した。

NISAを申請中の証券会社の口座情報

NISAを申請中の証券会社の口座情報

その証券会社からは早速NISA口座開設の手続き書類が送られてきたので、すぐに必要事項を記入するなどして返送した。

結論から言うと、NISAの口座開設には結構時間がかかる

この証券会社では申し込みから、だいたい3週間~1ヵ月ほどはかかりそう。

証券会社によって多少は長短があるようだが、ネット上で少し調べた限りでは、どこの証券会社でもやはりその程度はかかるということらしい。

銀行や証券会社だけでは完結しない、NISAの口座開設

具体的には、どの証券会社でも恐らく次のような段階を経るようだ:

  1. NISAの口座開設の書類・資料を証券会社に請求
  2. 届いた書類に必要事項を記入
  3. 記入した書類を証券会社に返送
  4. 証券会社 → 税務署への申請・確認
  5. NISA口座開設が完了!

と、この証券会社のウェブサイトでこの説明が書いてあるページを眺めつつ、なぜそんなに時間が掛かるのか理解できた。

恐らく、証券会社だけで済むのであれば、どこももっと迅速に顧客のNISA口座の開設を終わらせることができるだろう。

上のステップで4つ目の「税務署への申請・確認」というステップ、恐らくここが最も時間がかかるボトルネックになっているのだろうと推測できる。

もちろん、筆者は「税務署が悪い」と言っているワケではけっしてない。

(そりゃ~、DXだ、脱ハンコだ、と政府や政治家のセンセイ方が謳ってる状況を考えれば、NISAの手続きもネット経由で数日あればサクッと完了するのが理想だが… ボソッ)

ただ、国に納められる税金の多寡が関わる以上、税務当局の審査なり許認可なりが必須となっていて、そのためにペーパーワークの段階が一つ入るかぎり、その分は必然的に時間が掛かるということなのだ。

筆者の場合、今回のNISA口座開設では上述の段階のうち既に3つ目の段階までは完了している。

時間的には、恐らく証券会社から税務署への申請・確認が既に行われているか、近い内に行われるだろうから、来月中旬まで、または遅くとも来月中にはNISA口座開設が完了していると思う。

【追記・2023/2/3】

先ほど証券会社の口座情報を確認してみたところ、税務署への申請・確認が始まっていることが分かった。

証券会社の口座情報。NISA口座開設の項が「税務署確認中」となっている

証券会社の口座情報。NISA口座開設の項が「税務署確認中」となっている

NISAの口座開設では審査で落ちることもある!?

ただ、NISA口座開設の件でいろいろネットを調べていると、どうやら誰でも簡単にNISAの口座を開設できるとは限らないらしいことも分かった。

審査に時間がかかるだけではなく、「〇〇証券の口座開設で審査に落ちた」みたいな話も結構あるようなのだ。

(2年近く前、金融機関の法人口座開設で苦労したことをちょっと思い出した…笑

合同会社を設立するも、法人口座の開設で躓く…嗚呼!
いよいよ法人成り、合同会社を設立先々月の上旬頃、合同会社を設立した。これまでに何基も連系していながら、以前税理士さんに相談した際には、「法人化してもメリットがあまりなく微妙…」みたいな話を聞いていたので、しばらく法人成りを見送っていた。とこ...

結果的には、ゆうちょ銀行で法人口座を開設することができて助かったワケだが。)

なぜNISAの口座開設で審査に落ちるのか、ちょっと理解に苦しむ感じがしないでもなかったのだが、これも税務署が関わっているためかもしれない。

証券会社だけであれば、顧客の口座開設を渋る理由はまったくない。

むしろ顧客の口座開設を簡単に終わらせて早く取引をさせる方が、手数料収入を確保するという意味ではトクだからだ。

とすれば、NISAの口座開設の審査では、例えば税金を滞納した履歴があるからとか、あるいはもっと酷いケースだと脱税まがいの行為などを咎める、あるいは妨げるために、税務当局がNISA口座開設の審査で落とす、といったことなのかもと推察する。

ともかく、筆者の場合はそういった問題など無いことを祈りつつ、NISAの口座開設が無事に完了することを願うばかりだ。

今後、このブログでNISA関連の話題が一切無くなった場合、どういう状況か察して頂きたい…笑

いずれにしても、現行のNISAは今年いっぱいまで。

来年(2024年)1月からは「新NISA」ということで、非課税投資枠も増えて恒久的な資産運用を行うことになる。

今年のNISA口座開設はそのための布石と言う位置づけでもあるワケだし。

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