会計ソフトによる青色申告の記帳指導【予約編】

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会計ソフトを利用した青色申告の記帳指導とは

税金の確定申告

グリーン投資減税の適用要件を満たすために、今年度分の確定申告で初めて行うことにした「青色申告」の準備をそろそろ開始したいと思っている。

確か6月だったか、最寄りの税務署に赴き、説明会を聞き、青色申告の記帳指導を受けたい旨をアンケートで伝えたのだ。

それに対して、最近になって税務署からの案内状が届いた。
いくつかある指導方法の選択肢のうち筆者が選んだ、「会計ソフトを利用した記帳指導」を開催する日時の選択肢が8月下旬から10月下旬までの期間で9回設定されていて、選べるようになっている。

「善は急げ」ということで今月の下旬を選び、この業務を担当する最寄の青色申告会という社団法人に電話で連絡を取った。

以下、その時の会話を大まかに再現してみよう:

(ピポパポピポパ…プルルルル…ガチャ)

青色申告会(以下”青色“):はい、○○○青色申告会です。

筆者:もしもし、○○○税務署から青色申告で「会計ソフトを利用した記帳指導」の案内を頂いたので、予約をお願いしたいのですが。

青色:かしこまりました。では、いつがよろしいでしょうか。

筆者:そうですね。。今月の28日の午前10時からの枠はまだ空いてますか?

青色:空きがあるか、お調べしますので、少々お待ちください。

(しばらくの間、1~2分位か?待たされる)

青色:もしもし、お待たせいたしました。28日の午前中は空きがございましたので、ご受講頂けます。

筆者:では、28日でお願いします。あと、質問なんですが、第1回はハンコ(認印)と筆記用具を準備とありますが、何か予習とか質問すべきことをまとめるとか、そういった準備はした方が良いでしょうか?

青色:そうですね。第1回は、基本的にこちらがご用意した内容をお伝えするのがメインですので、個別の質問等は特に準備などされなくても結構です。

筆者:(少々期待外れと感じつつ…)あぁ、そういうことなんですね。分かりました。それでは、28日ということでよろしくお願いします。失礼します。

青色:ありがとうございました。失礼いたします。

(カチャ/プツッ)

と、大体こんな感じで、とにかく青色申告の記帳を会計ソフトで行うやり方を今月中に教えて頂くことにした。

会計ソフトとして「弥生会計」を利用

ちなみに、前回の説明会ではどの会計ソフトかが明らかでは無かったが、今回の案内状には指導内容にはっきりと明記してあった:

4.指導内容
別紙参照
*当会では、会計ソフトは「弥生会計」を使用し、ご指導いたします。
*教材を当日お渡しいたします。

それにしても、この記事を書くために改めて案内の内容を見ていると指導の期間が少々掛かりすぎて間延びするような気もした。1回目が8~10月、2回目が11~12月となっており、今月末に1回目を受けると、2回目は早くても約2ヶ月後の11月の初旬。

これでは2回目を受講する頃には1回目に聞いた内容をあらかた忘れてしまっている可能性もある(汗)。しかも、1回目はどちらかと言えば例によって概要っぽい内容で、青色申告の記帳の核心ではないのだ。

一応、元技術者だしパソコンの操作要領とか会計ソフトのインストール方法なんて指導してもらわなくても、大丈夫だと思うのだが…(1回目の大半が指導内容を増やすための「埋め草」とまでは言わないが…パソコンの使い方くらい分かる人が大半のはずだから、それ位は前提条件にしても良いだろうに)

2回目の指導でやっと棚卸表の作成(→小売や流通の事業じゃないから太陽光発電事業にはほとんど関係無し)とか、減価償却費の計算方法(これは大いに関係あり、重要)、消費税(これも重要)の決算整理事項、などディープな話題が登場する。

ちなみに、1回目を受講しないと2回目は受講できないシステムであるw。
ともかくあと2週間ほどなので、受講したらまたその顛末を読者諸兄の皆様にご報告したい。

(補記:ソーラー税理士さんあたりが、太陽光発電事業者向けの青色申告の方法とかを半日位のセミナーで教えてくれたりすれば、もっと時間効率が良くて役に立つ内容になるのではと感じた。)

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