公庫の団信に入るべきか

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ある読者の方からご質問を頂いたので、こちらで共有させて頂く(本ブログへの転載についてはご本人の承諾を取得済み)。

Q.公庫の団信は入るべきと思いますか?入りましたか?またそれはなぜ?

本日、太陽光の設備について公庫より融資OKの書類が来ました。その中に団体信用生命保険について書かれている書類があり、現在の意志は不要の方向ですが、日本人ですので(^^)他人の動向を気にして思案しています。不要と考えている理由は

Ⅰ.本人が死んでも比較的安定している事業。教師していて先生が死んだら
 事業は終わってますが、発電はすぐには止まらない。。
Ⅱ.嫁にもある程度の保守等を学んでもらう予定。
Ⅲ.自宅ローンの団信はあり。他の生命保険もあり。
  現時点でも嫁にはそこそこお金を残せる。
  5-10年以内に私が死ねばまあ再婚も可能であろう。
Ⅳ.死んだ時点で負担であれば太陽光設備の転売でも需要があると思われる。
  15年目までいつ死んでも最悪利益を考えなければマイナスになる可能性
  は低いと試算。なりそうなら生前に片付ける。

 
 筆者もこの読者さまと同様の理由で団信には加入しなかった。
(ただ、筆者の所ではⅡの条件は、本人(家内)が太陽光に無関心なので今の所ほとんど期待できないが…)

あと、相続税(を払うほどの資産は無いと思っているが、財政赤字で頭の痛い日本の政府は富裕層以外からも相続税をむしり取ろうとしつつあるようなので)の面でも、借金やローンの残債付きで太陽光発電所を遺す方が有利かなという気がするということもある(まだ、厳密な計算などで確認しておらず、なんとなくだが)。

もちろん、団信に関しても他の事柄での決断と同様に、それぞれの状況や事情を勘案して決めるべきだと思うので、必要があれば加入すべき場合もあるだろう。

ただ、相談者の方もご指摘の通り、太陽光発電のように事業リスクが比較的低く、事業の主体(発電所のオーナー個人)が亡くなっても収入が継続するような事業では、団信に加入する必然性もそれほど無いように思う。

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