400kWソーラーの施工現場

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400kW太陽光発電所@総社市さて、昼食も終わり津山から岡山市内に戻る途中で立ち寄ったのが、総社市でS社が太陽光発電所を施工中の工事現場である。

今回、筆者は施工業者さんを選定するうえで、信頼できる業者かどうかを見極めるために施工現場の見学をお願いしたところ、営業担当のSさんが快諾してくれ、実現したものである。

今回たまたま見学のために訪れた施工現場は、あるガス会社さんの太陽光発電所だ。 出力は400kWだとのことであり、これはプチソーラーとはもはや呼べない。

かといって、出力の規模はメガワットには足りないから、巷では「ミドルソーラー」と呼ばれることが多いようである。もちろん、50kWを超えているので電力会社との連係は低圧契約ではなく、キュービクルの設置も必要な高圧での契約となる。

400kW太陽光発電所の施工現場タイミング的には、既に架台の工事やパネルの設置はほぼ完了しており、電気工事(それもほぼ完了か)やフェンス設置などが行われているところであったようだ。

そういう意味では、筆者の期待していた施工現場とは少々ずれていた(架台の設置~パネルの組み付け位を見たいと思っていた)のだが、その辺を具体的に特定していなかった筆者側の問題でもあるので、黙って見学をさせて頂いた。

400kW太陽光発電所で使用している架台それでも、こちらの施工現場で使っている基礎や架台と同じものを筆者の50kWプチソーラーで使用することになります、とS氏から聞き、取りあえず納得した訳である。

もう一つ、この400kWで興味深かったのは、高圧連係用にパワコンを設置するための中古のコンテナだ。
高圧連係用パワコンの収納用コンテナ(中古)

ピッピさん曰く「コンテナは頑丈で野ざらしに向いているし、しかも中古のコンテナなら安価に手に入るから」だそうだ。なるほど。

筆者が高圧連係の太陽光発電所を手掛ける事は、まだしばらく無さそうに思うが、後学のために記憶に留めておきたい。

ソーラーフロンティアのCIS系パネルなお、この400kWミドルソーラー、黒っぽいパネルをご覧になればお分かりの方も多いかもしれないが、ソーラーパネルはソーラーフロンティアのCIS系を採用していた。

400kW太陽光発電所@総社市。パネルの傾斜角度は10°と浅い。傾斜角は10°とし、枚数を置いて出力を稼ぐというのが運用の基本方針のようである。
(続く)

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