価格や評価でQセルズの太陽光パネル採用に傾く

この記事は約3分で読めます。

価格と性能のバランスが良いQセルズの太陽光パネル

当初の予定では10月位までには施工業者(EPC)を決め発電所の設置工事にも取り掛かっていたかったのだが、なかなか決めきれずに11月に入ってしまった。

2週間ほど前の時点では、高いながらもS社の京セラでの施工プランが良いかなと思っていた。H社の3度目のプランは太陽光発電パネルの配置に関しては、それとほぼ同じになり振出しに戻ったというか、なんというか。。。

しかし、いくらドイツと言ってもほとんど無名のブランド(パネルの製造はほぼ中国と思われる)のパネルを個人(=庶民)の発電事業としては金額的にもけっして小さくない50kW級の太陽光発電事業に採用するには、やはり勇気が要る。

太陽光発電は1年や2年で終わる話ではなく、10年、20年の長期投資になるからだ。

QCELLSの本社(写真:QCELLS)そこでEPC比較のために作ったExcelの表を改めて眺めてみると、S社の松竹梅プランの「竹」、つまり同じくドイツのブランドQCELLSのプランがあったことに思い至った。

QCELLSはドイツ製で唯一、京セラ等と共に最高のPID耐性を持つことが独フラウンホーファー(第三者の研究機関)による客観的なPID試験で証明されたソーラーパネルのブランドである。

評判が良いQセルズ・ブランドなら転売するにも無難か

また昨年に経営が破綻し韓国ハンファ・グループに買収されたとは言え、ブランドの規模や知名度も筆者にとっては問題が無いと感じる。ハンファ・グループというのは良く知らない会社だったのだが、韓国にいくつかある財閥系のグループで簡単に潰れたりするようなことは無さそうだ。

今後、もし太陽光発電所を転売するような事態になった場合、Qセルズなら話が早いだろうということもある。無名のパネルブランドでは、その辺にも懸念が残るからだ。

kW単価の比較でも安くなったとは言え京セラがやはり最も高いのに比べて、QCELLSは値頃感がある。 そんな訳で、QCELLSで頂いていた施工プランについてS社に再度、問い合わせてみることにした。

これだけ予定が遅れてしまった以上、ここで年内の工事開始に固執し妥協した判断で将来に禍根を残すより、徹底的に自身として納得の行く検討と判断をした上で太陽光パネルとEPCの採用に踏み切るべきと腹を決めたい。

それにしても、発電所用地の取得までは何とか決断してきたのが、ソーラーパネルや施工業者の選定でこんなに手こずるとはマジで思ってもいなかった。

本業の傍らというのは言い訳になってしまうが、業者との連絡やプランの比較検討など、自分の自由な時間中にしかできないからというのも確かにあるかもしれない。(と言っても、施工業者からの電話は週日の昼間にも来たりして、勤務先での仕事を少し中座したりもするのだが…まぁサビ残も少なからずやってるから、それ位は大目に見てもらうw。)

コメント