「東京ソーラー屋根台帳(ポテンシャルマップ)」にアクセスしてみた

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東京ソーラー屋根台帳(ポテンシャルマップ)が利用可能に

2か月ちょっと前に、太陽光エネルギーの普及のために東京都環境局が制作した「東京ソーラー屋根台帳(ポテンシャルマップ)」のことを当ブログでご紹介した。

ただ、その記事を書いた頃はまだ肝心のそのサイトが出来ておらず、その後この件についてはしばらく忘れてというか、確認していなかった。

一方、最近野立て用の土地の入手が難しくなりつつあることもあり、屋根借り型も考えなければならないと思っているので、そのソーラー屋根台帳を検索して実際にアクセスしてみた。

東京都環境局が作成した「東京ソーラー屋根台帳(ポテンシャルマップ)」

東京都環境局が作成した「東京ソーラー屋根台帳(ポテンシャルマップ)」

ドイツで開発された太陽光発電ポテンシャルマップの前例を参考にしたそうだが、これは中々使えそうだと思う。

例えば、筆者は神奈川県なので都内ではないのだが、地理的に近い大田区を見てみる。

試しに、毎朝通勤で通るエリアをソーラー屋根台帳で表示してみると、多くの建物で太陽光発電適合度=適と表示されている。

そこで、サイト左側に書いてあるように、適合度の高い建物の内の一つの建物をクリックしてみると、発電電力量のポテンシャルや日射量が表示される訳だ。

東京ソーラー屋根台帳で発電電力量を表示

東京ソーラー屋根台帳で発電電力量を表示

日照量が多い場所でもまだ太陽光発電してない屋根がたくさん…

実際、このエリアでも一昨年の固定価格での全量買取制度が施行されて以来、太陽光発電システムを設置する建物がかなり増加したと感じている。

しかし、それでもまだまだ多くの建物の屋根が空いているのを見て、貧乏性の筆者などは常々「あ、あの建物も10kW位はイケそうなのに、何も載ってない。太陽光エネルギーがもったいないなぁ~」などと思いながら電車で通り過ぎたりするのだ。

ソーラー屋根台帳を東京都が公表してから、太陽光発電を始めた人や企業がどの程度増加したのかは定かではない。

だが、自分の自宅に太陽光発電の「適」が表示されていて、クリックしてポテンシャルを見てみたら年間に100万円の収入が入って…などということが表示されたら、そのまま何もしないと言う人は少ないのではないだろうか。

(現在、表示されるポテンシャルはkWh表示であり金額ではないので、念のため。しかし、本気で太陽光発電を増やしたいなら、やはり金額で表示する方が面倒でなく、手っ取り早くて分かりやすいと思うのだが)

実は、昨晩は筆者の勤務先で歓送迎会があったのだが、その席でたまたま誰かが太陽光発電の話をしていた。

その方は都内(たしか、足立区)在住の方で一戸建ての住宅にお住まいだったはずで、その方曰く「太陽光発電を付けたら、年間100万円位になるから、どうのこうの…」と話していた。彼も、東京ソーラー屋根台帳にアクセスしたのかもしれない。

それにしても、東京ソーラー屋根台帳のシステムは確かに良く出来ている。
他の道府県でも同じシステムを採用してみたら良いのにと思う。

東京ソーラー屋根台帳から太陽光パネル義務化へ [追記:2022/12]

東京ソーラー屋根台帳が公表されて数年が経ち、東京都は太陽光パネルの設置を義務化することを条例で可決した。

太陽光パネルの大半が中国、とりわけ人権問題などが指摘されている新疆ウイグル自治区で製造されていることなどから、義務化に反対する声も上がっていた。

ただ、シェアが少ないとはいえ中国製ではない太陽光パネルも販売されているし、太陽光パネルをどうしても設置したくないというのであれば、太陽熱温水器や地中熱利用でも良いらしいので、カーボンニュートラル化への取り組みとして進めれば良いと思う。

いずれにしても、燃料費の高騰から電気代が高くなっていることもあり、その意味では太陽光パネルや太陽熱温水器の利用は長い目でみれば経済的にもお得になりそうだ。

そういったことも考えつつ、東京ソーラー屋根台帳を眺めると、また新たな気付きや発見があるのではないだろうか。

東京都の太陽光パネル義務化、あなたはどう思う?
東京都の太陽光パネル義務化って、どうよ? 東京都が新築の一戸建て住宅などへの太陽光パネル設置義務化を目指して、準備を進めている。 都は2022年5月から1カ月間にわたってパブリックコメントを実施、その結果を踏まえて地球温暖化対策条例...

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