フェンス南側施工と2号基用土地探し

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フィールドフェンスの施工、残念ながら支柱の打ち込みすらこの週末中に終えることが出来なかった。「石の原」では、杭や支柱の施工が本当に大変である。

結局、来週か再来週にもう一度来ることになる。遠隔監視システムや雑草対策など、まだまだやっておかなければならないことが多いが、とにかく一つずつ着実に片づけて行かなければ。

雨が降ったらソーラーパネルの清掃も行おうと思い、食器洗い用のスポンジや窓ガラス清掃用の柄の付いたブラシ+ワイパーなどの道具も買ったのだが、今回は幸か不幸か作業中に雨がそれほど降らずに終わったので、清掃道具は日の目を見ずに終わった。

フェンス施工の方もあるので悩ましいが、願わくば、例えば来週の土曜日は晴れか曇り、日曜日は雨、みたいな感じの天気になってくれると、フェンスの施工を1日で終わらせて、その後にソーラーパネルの清掃まで出来て都合が良い。

もちろん、天気が筆者の思い通りになるなんてことは中々無いのだが…

昨土曜日は作業を行う前に、2号基のため心当たりのある土地物件の下見を行っていた。土地と書いたが、実際には2件見たいずれも建物付きの物件である。

もともと上物を主体として売りに出ているものを筆者が勝手に太陽光発電向けの用地と捉えて下見を行った訳だが、やはり上物が乗っている土地はなかなか難しいと思った。

例えば、古民家付きの小さ目の物件。

価格的には坪単価も物件価格の絶対額も格安なのだが、古民家が廃屋同然になっており、取り壊すにしろ古民家を再生するにしろ、手間暇とおカネが掛かる。

古民家付きの土地物件

古民家付きの土地物件

家屋の解体費用をネットで調べると、土地の広さや建物の構造にもよるがやはり100万とか200万は掛かりそうで、結局そういった費用を含めると必ずしも安くはならないし、かえって取り壊し費用が嵩んで高くつく可能性すらあるのだ。

もう一件、家屋はまだ使え土地が500~600坪位付いている物件。

こちらは、土地が広いのだが短冊形の土地が家の周囲を取り囲むように丘の斜面に段々になっているような形である。

段々の土地付きの物件

段々の土地付きの物件

斜面が南向きなので太陽光には使えると思うが、何個もそれぞれの土地の部分に合わせて基礎と架台の工事を行うといった面倒さが付いて回る。1号基のように東西に細長い土地でソーラーパネルの長いアレイを二つ作れば終わり、といった簡単な形ではない。

こんな感じで、2号基の土地物件探しもまだまだなのだが、年内になんとか立ち上げたいので、この夏までにはなんとかしたい。

コメント

  1. 蛇野 より:

    おはようございます。
    土地探しをしているとのことですが、32円になって土地を買い融資を受けた場合、それでも収支は成り立っていくのでしょうか?
    ミドルソーラーさんの所では、厳しめのシミュレーションが出ているので、躊躇してしまうのですが?

  2. bigfield より:

    蛇野さま、

    いつもコメントありがとうございます。

    32円で収支が成り立つか、ですが、これは部材と施工の費用をいかに抑えるかで決まると思っています。

    もちろん、40円、36円と比べれば、収益性が下がっていることは間違いありませんので、その辺は割り切りや納得したうえでやるという覚悟?みたいなものは必要かと思います。

    それでも、売電事業というのはまだ利回りなどでもやり方によって魅力的な部分も残っていますし、エネルギー供給という社会的に遣り甲斐のある事業と個人的には思います。

    人によっては大企業と同じで32円になったら儲からないから、もうそれ以上やらないという方もいるようですが、色々な考え方があってよいと思います。