防犯カメラのダミーを設置、タバコの吸い殻投げ捨て対策

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大竹市の6号基で本日、防犯カメラの設置(タバコの吸い殻投げ捨て対策)と擁壁の補修作業を行った。

焦げて開いた防草シートの穴をザバーン専用テープで補修

まず、火の付いた吸い殻を投げ入れられたため焦げて開いていたザバーンの穴を専用テープで補修した。前回の来訪時に見つけたものだが、その時にはザバーン専用テープを持ち合わせていなかったので今回は忘れずに持参し作業を行った。

投げ捨てられた吸い殻であいた穴をザバーンのテープで補修

投げ捨てられた吸い殻であいた穴をザバーンのテープで補修

念のため、前回来訪時より後にまた吸い殻が投げ捨てられて穴があいていないかも良く確認したが、幸い今回はそのような穴はほとんど無かった(注:吸い殻によるものかどうか判断が付きかねる穴が近くに1ヵ所だけ開いていたので、それも今回一緒に補修した)。

穴自体はそれほど大きなものではなく、短期的にはさほどの影響や問題はない。だが、中長期的にはその穴から雑草が生えてくる可能性が高いので、なるべく早目に塞いでおくに越したことは無い。

防犯カメラ(ダミー)をホームセンターで購入し設置

さて、次の作業は防犯カメラの設置である。

穴を補修しただけだと、また吸い殻を投げ捨てられる懸念があるため、防犯カメラやそれを明示的に知らせるための標識を設置することによって、その方の自制を促すのが狙いだ。

ちなみに、そのご近所さんには筆者が直接接触したことは一度もない。

一方、発電所の傍に住んでおられる顔見知りのご近所の方に以前、その吸い殻の焦げについて相談というかお聞きしてみた所、どなたの仕業か心当たりがあるとのことだったのである。

そこで、「火災の原因になる恐れもあるので、吸い殻の投げ捨ては差し控えて頂くようお願いして頂けますか?」とそのご近所の方に依頼していたのだ。

その後、そのご近所さんが、吸い殻を捨てる癖のある方にそれを止めるようおっしゃって下さったとのことだったのだが、その後も一度ザバーンに焦げて穴が開いていたため、このような対応を決断したという経緯がある。

ということで、設置したカメラがこれ:

太陽光発電所6号基の防犯カメラ(ダミー)

太陽光発電所6号基の防犯カメラ。当初はダミーだが、いずれ本物の防犯カメラを設置する予定

ただ、今回は最寄りのホームセンター(コメリ)で購入した「ダミーカメラ」(設置費用:1,000円弱)(爆)。

6号基では、一番北側の狭小部分に連系柱やパワコン、遠隔監視システム、オフグリッドのソーラー電源、防犯カメラ(既設)等がすべて集中している。

電源とWiFiもその付近にしか届かないため、パネルアレイの大半がある発電所南側の方に防犯カメラを設置するためには、電源とLANのケーブルをずっと引き回すか、オフグリッド電源と無線LANルータをもう1セット設置するか、いずれかの作業が必要となるためだ。

既設の防犯カメラでは、発電所北側の狭小部分(せいぜい10m程度の範囲)しか監視できず、南側のパネルアレイはほとんど見えないため、いずれはダミーではなく本物の防犯カメラを設置するつもりではある。

だが、上述のようにいずれの方法で施工するかを決めてきちんと準備する必要もあるため、今回は吸い殻投げ捨て対策に絞ってダミーの監視カメラを取り急ぎ設置した訳である。

なおほとんどオモチャのダミーカメラだが、単三電池2本を入れると赤色LEDのライトが点滅する仕様になっており、遠目には本物の防犯カメラだと思わせることが可能かも?と思っている。

件の喫煙者のオジサンは恐らくそれほど技術に精通している方ではなく、少なくとも1~2ヵ月程度ならダミーと見破られることはないと見ている。ということで、ダミーながら、手っ取り早く設置できるのがメリットであり、本物の防犯カメラをいずれ設置するまでの時間稼ぎとしては、捨てたものじゃないだろう。

「防犯カメラ作動中」標識の設置

最後に、モノタロウで購入した「防犯カメラ作動中」の標識を沿道から見易い所に設置して、タバコの吸い殻投げ捨て対策は一応完了である。

「防犯カメラ作動中」の標識

「防犯カメラ作動中」の標識

さすがに防犯カメラ(実はダミーだがw)が作動しているのを見れば、タバコの吸い殻を投げ捨てるのも憚られて自制してくれると期待している。遠くに設置した小さな防犯カメラだけだと気付かれない恐れがあるので、そのオジサンが良く通りがかる発電所東側の沿道から良く見える場所に敢えてこの標識を設置したw。

この標識に気付けば、多分発電所の中を見回してどこに防犯カメラがあるのかをそれとなく探すだろうし、そうすれば赤色LEDが点滅しているので発電所南西角近くのパネルアレイ後ろ側に設置した防犯カメラにも気が付き、吸い殻の投げ捨ても差し控えてくれるだろうという読みだ。

なお、赤色LEDを駆動する単三電池は20日位もつと説明書に書いてあったので、次回の来訪時には電池を交換するか、本物の防犯カメラを設置するつもりである(たぶん、前者w)。

本日の残りの時間は、擁壁の修繕も行った。

この作業は必ずしもしなければならないという訳でもないのだが、隙間から生えてくる雑草、傷みを放置していると中長期的に擁壁が崩壊する可能性、等を考慮してのことである(注:6号基では、元々擁壁が壊れていた箇所があり、発電所を施工した際に擁壁も同時に修復した経緯がある)。

「転ばぬ先の杖」ということで、6号基を訪れた際には可能な限り擁壁の隙間や傷んだ箇所をインスタントセメントで塞いで補修することを心掛けている。

お蔭様で、今ではセメントによる補修作業も草刈りと同様に得意技の一つである(苦笑)。

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