太陽光発電所への野良猫の侵入対策(その2/検討編)

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先にこのネタでのブログ記事を書いて3週間ほど経った。

先日、件の発電所(7号基@呉市)に行き、それなりに作業もしたのだが、結論から言えば大して進展しておらず、恐らく野良猫たちの侵入をまだシャットアウト出来てはいない状況である。

野良猫が太陽光パネルの上を歩いたり、走ったり…

ちなみに、その際に発電所の北側の崖の上側にある、野良猫たちが日向ぼっこのために来るスペース(一番北側のパネルアレイからは目と鼻の先)に一匹また来ていたので、試しに威嚇してみたのだ。

太陽光発電所7号基の北側で寛ぐ野良猫

太陽光発電所7号基の北側で寛ぐ野良猫

すると、あろうことか、なんと太陽光発電パネルアレイの上に「ドン!」と飛び乗り、そのまま太陽光パネル・アレイの上を一番下(南側)まで逃走、その後どこかに消えてしまった。

この発電所の傍を通りがかるご近所の方からは、「(野良)猫が太陽光パネルの上を歩いてましたよ」と伺っていたし、それ以前にも野良猫の子猫が北側真ん中付近にある草藪からパネルアレイの上に飛び乗ろうとしていた所を自身で目撃したこともあるので、薄々分かってはいた。

だが、実際に7号基でパネルアレイの上を歩いたり走ったりする野良猫を見たのは今回が初めてだったので、さすがに「これではイカン!」と改めて考えざるを得なかった。

その日も、野良猫の侵入箇所をいろいろと確認したり、侵入を防ぐための対策となりそうな作業も行ったりした。

北西側から太陽光発電所7号基を臨む

北西側から見る太陽光発電所7号基。高さ1mのフェンスや網があるが、隙間もあり野良猫が侵入していると思われる。

例えば、発電所東側の沿道のガードレールの下側には、野良猫には見えないため嫌うと言われる釣り糸(テグス)を張った。

野良猫よけに張った釣り糸

野良猫よけに張った釣り糸


野良猫よけに張った釣り糸

野良猫よけに張った釣り糸

また、新鮮なフンを見つけた(一番南側のパネルアレイの下側で砂がある狭い)所には、100均で買った猫よけ用のとげとげマットをフンの清掃後に何枚か敷く、といった対策を講じておいた。

100均で購入した猫よけ用とげとげマット

100均で購入した猫よけ用とげとげマット

野良猫ががフンをしていた箇所にとげとげマットを敷いた

まだフレッシュなフンを見つけた箇所にとげとげマットを敷いた

だが、パネルアレイの北側から太陽光発電パネルの上を経由して侵入してくる経路をはじめ、他のあらゆる経路もすべて遮断しない限り、結局ダメだろうということを今回痛感した訳である。

ということで、発電所メンテ行脚(+α)の旅から自宅に帰ってきてからも色々と思いを巡らせていたのだ。

太陽光パネルアレイ上側への野良猫の侵入を有刺鉄線で遮断!

そして、太陽光パネルアレイ上側から野良猫の侵入を防ぐうえで有効となり得る対策として、備前1号基で使うために購入したものの結局あまり使わずに敷地内に放置していた有刺鉄線を、野良猫の侵入防止用フェンスの材料として利活用することを思いついた。

これについては、早速今月の中旬~下旬にでも現地で作業を行いたいと考えている。また、そのついでに、野良猫が通路にしている部分に突起のついた猫よけマットを可能な限り敷き詰めるという対策もさらに追加で行うつもりだ。

とにかく現時点では野良猫たちにとってまだ居心地が良い太陽光発電所7号基を、入り込みづらく居心地も悪い場所に変えることにより野良猫を排除するというのが基本方針である。

ちなみに先日、ある野立て太陽光発電所の近くを通りがかった時、野良猫が一匹パネルアレイの前ないし下あたりで当方の発電所と同様に寛いでいる所を見かけた。

先の記事でも推測したのだが、このことからもフェンスに囲まれていて危害を与えるような外敵が(所有者の人間も含めて)ほとんどおらず、日当たりが良好な野立て太陽光発電所は、やはり野良猫にとって居心地が良く格好の寛ぎスペースとなっているのではないか、という仮説の信ぴょう性が筆者の中では高まっている今日この頃である。

日向ぼっこしかせず他に何も悪さしないのであれば、野良猫をさほど毛嫌いすることもないのだが、置き土産のフンや小水がもれなくセットで付いてくるとなると流石に看過できないのだ。

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