太陽光発電・施工体験会(その3)

だから、単に、パネルのkW単価と出力規模、それにパワーコンディショナの価格だけでしか考えていないと、投下資金と売電収入から求められる利回りや元を取るのに必要な年数(ペイバックタイム:PBT)等が全然異なってしまうのである。そういったことも今回の施工体験会で改めて再認識させられた。

他にも色々と学べたことは多い。例えば架台を支える基礎の部分。一口にパネルの架台と言っても、頑丈なコンクリートの基礎や、地面に打つ金属製の杭(くい)など様々なやり方がある。資金量に優る大手企業であればコストが最もかかるが強度や信頼性も最も高いコンクリート基礎とその上に組む架台が一般的だろう。

だが個人や中小規模の企業では、コストが嵩み採算の面で厳しいため、地面への直の杭打ちとその上に金属のパイプを組む架台を採用する場合が多いように思う。

その杭を地面に打ち込む作業も、単に上から叩いて打ち込むやり方やネジを切ってあるスクリュー杭を専用のアタッチメントを付けた重機で回転させながら埋め込んでいくやり方などがあるらしい。今回の施工ではそのスクリュー杭を採用していた。


参考:スクリュー杭の打ち込み作業例(この記事とは関係ありません)

案内して下さったKさんによると、この方が単に打ち込むより引張強度がはるかに高いため、台風や暴風などに対してずっと信頼性が高いのだという。

最近、この業界で話題となりつつあり、ネットなどでも良く広告を見かける中小規模からある「太陽光発電キット」等では杭にネジを切っておらず単に打ち込むだけではなかったか、それでは引っ張り強度面で問題があるのではないかというのがKさんの見解であり、印象に残った。(続く)

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