今月は連休の後、太陽光発電所のフェンスや雑草対策で毎週末のように岡山に通っていた。早いもので、5月もあとわずか、あと3日で6月に入る。
先日申し込んでいた、第2種電気工事士の試験は6月1日の日曜の午後にある。
ということで、通勤の途上や岡山への行程でも、参考書はほぼ常に持ち歩いて試験のための勉強は続けていた。(本が結構分厚く、荷物が重くて閉口したが…)
第2種であれば、比較的簡単に取得できそうということなのだが、一応公的な国家資格であり、勉強をまったくしなければ合格はできない。
計算の問題は確かにオームの法則(E=IR)や、加減乗除程度であり、物理や数学の難しい知識もそれほど必要ない。
大学のときに学んだ電気回路では交流だとインピーダンスやリアクタンスといったやや難しい内容も当然入っていたわけで、そのために三角関数や複素数といった数学の知識も必要となっていた訳だが、今回の試験ではそういった知識もほとんど不要だ。
一応、インピーダンス等も出ては来るが、大抵の問題では抵抗性のインピーダンス(つまり、ただの抵抗)として扱うため、リアクタンスやキャパシタンスなど周波数によってインピーダンスが変わる要素を考えなくて済むようにしてあるようだ。
ただ、三相交流については大学の時と同程度かそれ以上の知識は必要なように思う。
三相交流でY型とΔ型、なんて確かに大学で一度やったんだよな~(と遠い目になる…)
それでも、電気工事士の実務的な知識、例えば電気工事のときに使う電線の種類やら、工具、あるいは接地(アース)工事の種類や、どういう場合であれば、接地工事を省略できるか、といった非常に細かい部分までの知識が問われる。
とにかく、覚えるべきことがとても多い。それが大変なのだ。
電気工事士の資格を持っている人が従来もっとも携わっていた仕事の一つがエアコンの取り付け工事だったそうなのだが、一昨年の固定価格買取制度によって、太陽光発電関係の電気工事が増加したことは間違いないだろう。
筆者も別にエアコンの取り付け工事がやりたくてこの資格を取ろうとしている訳では無くw、太陽光発電システムの施工を少しでも低コストで済ませるという目的のためである。
実際、筆者の太陽光発電所でも施工業者が電線の取り付けや接地の工事、機器(パワコン)間の配線といったことを確かに行っていたので、試験勉強を行う意欲をこの数週間ずっと維持できたと言う面も少なからずあった。
試験当日までいよいよあと3日に迫り、どこまで対策ができるか。
さすがに、試験のあるこの週末は岡山など他の所に行く予定は一切いれていない。
2時間で50問の試験で60%取れれば、取りあえず1次試験は合格できるのだが、さて…
コメント
はじめまして。
自分も今週末、電気工事士試験を控えています。
今までまったく携わった事が無い真っさらな頭に、一生懸命詰め込んでいます。
歳のせいかなかなか入っていかない。。。
お互い頑張りましょう!!
ばっしー殿、
初めまして、コメントありがとうございます。
(お返事遅れましたこと、ご容赦ください。)
先ほど、試験場(東京都市大学)より帰宅し一息ついています。
当初は筆記など楽勝と思ってたのですが、法規や部材の規格など覚えることが色々と多く、苦戦しました。
ばっしー殿の方はいかがだったでしょうか。
私の方、運が良ければ合格していると思いますが多分スレスレ、下手すると駄目かも。
その時は、本ブログであまり話題にしないので、そっとしておいてやって下さい(笑)。