太陽光発電に関して、本ブログ読者の方からご質問を頂いた。
既に回答済みだが、他の読者の皆様にも参考になる点もあるかと思うので、以下ご紹介したい:
(一部略)・・・
今後、複数の物件を購入していくにあたり、以下の質問がありますので、
おわかりになる範囲で教えていただけると助かります。①範囲を広げる意味で分譲も検討したいと思っていますが、多くの分譲物件の中から、優良な物件(会社の実績や物件の内容の良いもの)を探す効率的な方法は何かありますか?(ヒントでも結構です。)
また、特に評判の良い会社、評判の悪い会社をご存知でしたら主観でも結構ですので、教えていただけると助かります。
②谷口代表がパネルに関して「ソーラーワールド」を推奨されていましたが、
選択肢を広げたいので、他に推奨するパネルメーカーがあれば教えてください。
筆者の回答は以下の通り(ただし一部は非公開):
> ①分譲物件の中から、優良な物件(会社の実績や物件の内容の良いもの)を探す効率的な方法
分譲案件については、基本的に「性悪説」」で臨むべきと思っています。
当方ブログ等含め参考記事としては、まだご覧でなければ以下をご一読ください:https://solar-nenkin.com/build/pv-lot-for-sale-be-forewarned/
https://solar-nenkin.com/build/pv-lot-for-sale-be-forewarned-2/
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2500J_V20C14A3000000/目安としては、その分譲案件を手掛けている会社が、自社でも1ロットでも所有・保有しているか、ということが考えられると思います。
もし自社でも保有するものと同じものを客に売るのであれば、変なものは売りませんよね。
逆に、自社が1区画も保有せず、すべて売り切りとなると、極論すると、適当な施工や欠陥工事でも売り逃げて、あとあと何か問題が起きたとしてももうその時点では会社すら解散した後で、誰もいない…なんてことも最悪の事態としては有り得ると思います。
個人的に信頼できる方が施行を手掛けている分譲であれば、大丈夫では無いかと思います。そういう案件は中々無いと思いますが。
> ②推奨するパネルメーカー
推奨とまで言えるか分かりませんが、私が採用したのはハンファQセルズです。
韓国のハンファグループ傘下となっていますが、事業体制そのものには買収以前のQセルズ時代と比べて大きな変化は無いと考えています。PID試験でも京セラなどと同様に優れた結果を示していたので、信頼性はかなりあると考えています。
中国製は私はまだ採用していませんが、短期決戦型のソーラー事業の戦略として採用している方はいますね。アップソーラーやETソーラーなど。
太陽王子も、ご自身のソーラーシェアリングで Suntellite というあまり知名度の高くない中国のメーカー製を採用していますが、彼はご自身で工場まで見学に行ったりして問題がない事を確認していますので。。
世界の太陽光発電に関する市場動向を見た時、中国製のパネルはもう外せないのが現状です。
ただ、品質に対する考え方が日本とは根本的に異なりますし、玉石混交であることも確かです。なので、長期的に取り組むということであれば、保証のしっかりしている会社や施工業者を除くと避けた方が無難ということは言えるかもしれません。
以上、ご参考になれば幸いです。
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