ソーラーフロンティアのCIS採用の太陽光2号基、連系完了

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連系はしたが… 工事がやや雑?

太陽光発電所2号基、連系完了

当方の太陽光発電2号基(ソラフロ・CIS)の連系が完了した。

ソーラーフロンティア SF-170S

分電盤(中央)と電力計(左)

売電の電力計(右側)

「あっけない」という形容がピッタリだと思うのだが、1号基の時と違って「点灯式」等といった格式ばった儀式のようなものもなく、電気工事が完了し、ブレーカーをオンにしてもらって通電が確認できたら、即「連系完了」と言う感じだったのだと思う。

施工業者によっても、この辺のプロセスは色々と異なるのだろうが、2基目は工事も非常に早かったし、「花より団子」というか、とにかく連系してナンボということなのだろう。

ただ、昨日の午後に連系が完了し、業者さんから直接連絡をもらってから筆者が本日、現地で2号基を確認してみたところ、工事の仕上がりが少々雑だなと感じた。もちろん、業者によって工事の質は異なるし、工事の価格によってどの辺までやるかと言うのが変わるので、一概には言えない。

以下、いくつか気が付いた違いを挙げてみる。

CD管の処理

1号基では、パワコンをパネルアレイ毎に設置してあり、パワコンからのケーブルをすべてCD管に入れて地中に埋設し、太陽光発電所の敷地内の電柱に設置した分電盤まで引っ張っていた。2号基では、パワコンを連系柱の近くのアレイに集中配置する形式だが、各パネルアレイからのケーブルを収納したCD管は埋設せず地上を這わす形だった。

工数としては、当然この方が少なくて済むが、CD管が地上に露出しているので、20年という歳月の間には紫外線で劣化する可能性もあるのではと感じた。この辺、もう工事が終わった後なので、今からクレームを付けるような話でも無いと思うし、隣のFさんの発電所も同じ仕上げなので、筆者だけ変えろというのも筋が通らないだろう。すぐにどうこうということは無いが、長期的には上に何かカバーをかぶせるとか、盛り土をするとか、方策を考える方が良いかもしれない。

あと、ケーブルをCD菅に入れる所で、防水用のパテ(正式な名前があったように思うが今思い出せないので、一応このように表記)がズレて穴が開いていたりした所もあった。

CD管の防水用パテが浮いている

パネル設置の仕上げ

1号基は東西に細長い地形だったため、ソーラーパネルアレイは2本だけである。当然、それぞれのソーラーパネルアレイは50~60mとかなり長い。それにも拘わらず、各アレイを横から眺めた時に、パネルが波打っているということがまったく無く、ビシッと一直線のソーラーパネルアレイが2本出来上がっていたので、それを見た時には非常に感動したものである。

今回の施工では、南北に細長い敷地であり、各ソーラーパネルアレイは比較的短い(10~18m程度)のだが、横から眺めるとソーラーパネルが少々波打っている。ソーラーパネルが多少波打っていても、当然発電量には何ら影響は無いのだが、見た目にはやはりビシッと一直線になっている方が格好良い。まぁ、1号基の施工が岡山県で太陽光発電の施工実績No.1の地場ではかなり著名な企業なので、それと比較するのが酷ということはあるかもしれない。

整地作業

これは工事の金額には含まれていないと思われるので、それについて色々とやかく言うのは筋違いなのかもしれないのだが、ユンボなどが走り回った後の轍が残り、そこに雨水がたまっていたり、凸凹になっていたりして、発電所の敷地の中を歩くのが結構大変である。

発電所敷地内の水たまり

水たまりも残っているので、長靴を履いていないとぬかるみに足を取られたり滑って転んだりする可能性もある。(次回は、あやぱぱさんの発電所の手伝いの際に購入した長靴を持ってくることにする。こんなに早く役に立つとは・・・)

1号基では、元々同じ田んぼでも、造成して石や岩を大量に入れていたので、スクリュー杭やケーブル埋設の工事は大変だった半面、ユンボが走り回っても轍が深く掘れたり、雨が降った後に水たまりが出来たりという事が無かったためなのかもしれない。

2号基は、田んぼでしばらく耕作放棄地だったものをそのまま農地転用し、造成など特に行わないまま太陽光発電を設置したためにこのような事になったのかと思うが、今後のメンテナンス作業を考えると、おいおい凸凹を均して、水たまりは土か何かで埋める、といった作業を行っておきたい。

フェンスに関しては、今回の岡山滞在期間中に何らかの施工を自身で行うのは止めることにした。理由は、東側のFさんの太陽光発電所、および南側の太陽光発電所との兼ね合いもあるからである。

施工前の段階で、Fさんの発電所との間隔が少し狭まり、1mしかないと聞いていたが、パネル設置もすべて終わった後で確認すると、想像以上に狭く感じた。この間に、発電所を区別するためのフェンスを設置するのも結構厳しいし、それについても再確認が必要と考えたのである。

ただ、せっかくGW連休で交通費やレンタカーの費用が割り増しとなるなか、3日間も費やしているので、どのようにフェンスを設置するかの方向性をしっかりと決められるようにしておきたい。

なお、懸案事項だった損害保険に関しては、施工業者さんの機械がまだ残されていたこともあり、しばらく(数日程度)の間はそちらの保険のカバー期間を若干融通を聞かせて頂けるとのことで事なきを得た。

<追記>
あやぱぱ氏から、地上で露出したCD管の保護にはU字溝を上から被せると良いとの貴重なアドバイスを頂いたので、可能な限り早くこの作業を行うこととしたい。こうすれば、紫外線による劣化だけでなく、草刈りの際に刈払機などを使った場合に誤ってケーブルを切断するといった事故も防止できるので一石二鳥である。

あやぱぱ様、どうもありがとうございました。

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