(「太陽光向きM2Mルータ力を鍛える」の続き)
簡単に言えば、太陽光発電システムを設置するときに、パワコンがRS-485に対応している(RS-485の端子が備わっている)かがまず重要。
パワコンにRS-485端子が無い場合、従来のような電流センサをパワコンの発電出力のコード(ケーブル?)に取り付けるしか電力の測定が出来ない。
しかし、RS-485がある場合、電流センサは既にパワコン側に備わっていてRS-485端子経由でパワコンの外に出力できるのだ。
筆者は、RS-485の有無に関わらず電流センサも必要なんだろうと思っていたが、それは誤解だった。
例えば、コンテック社の「Solar View Compact」もRS-485からの信号を集約して、インターネット経由でサーバに送り、パソコンやスマホのブラウザで確認できるようになっている。
筆者が先日、「ワイヤレスM2M展」のコンテック社ブースで聞いたのは、「Solar View Compact」に関する以下の三点:
- オムロンのパワコンに対応しているか?
- パワコンのデータをサーバに送るネットの回線として3G/FOMA/LTEは使えるか?
- 取り付け工事はどうすれば良いのか?
コンテック社の回答は、オムロンにも対応、3G/FOMAもネット回線として使用可能、取り付け工事は、必ずしも既に行った電線を掘り返したりする必要はなく、とにかくRS-485経由で信号が「Solar View Compact」に送られれば良いということ。
ここまでを確認して、確かに「Solar View Compact」で十分に行けると確実に分かったのがまずは収穫だった。
(続く)
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