刈払機で雑草刈り【実践編】:習うより慣れろ!

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刈払機での草刈りはかなりの重労働

YouTubeやネットで刈払機の使い方を予習していた時、どこかのサイトに刈払機による草刈りの作業はかなりの重労働だと書いてあった。自分で作業を行ってみて、その通りだと感じた。

まず、刈払機自体が結構重い。計ったことはないが、4~5kg程度はあるようだ。
これを肩掛けベルトでかるって両手でハンドルを持ち、草を刈っていく訳だが、半時間、1時間という単位で草刈りの作業をやっていくと、意外に力が要るのだ。

筆者の場合、日頃は箸と鉛筆より重いモノを持たないような生活で身体が鈍っていると言われても仕方がない状態な訳だが、この作業を午前中行ったあと、うどん屋で昼食を取ると、箸を持つ右手や器を持つ左手がダルくて仕方がないのだ。

この状態は晩から翌朝まで続くのだが、参った。両腕がだるいだけでなく、それなりの重さの機械を身体で支えて発電所の敷地内を歩き回り、刈払機の刃を右に左にと振る作業は確かにそれなりに重労働である。

もちろん、手作業の草刈りに比べれば、刈払機の方がはるかに効率が良いのだが、30分もこの作業をやると11月下旬のこの気候でも汗びっしょりになった。真夏の炎天下でこの作業をやると、これは相当に厳しいだろう。

2ストのエンジンに特有の音や臭いを我慢、慣れも必要

2ストロークのガソリンエンジンを動かすので、その音と臭いや排気ガスも気になる。
女性だとこういう作業自体、3Kかもしれないので、絶対にやりたくないという人もいるかもしれない。

あと、当然ながら、慣れないとなかなか作業が進まない。

例えば刈払機の刃の回転を低めにしていると、雑草の茎や葉っぱを巻き込んで刃が止まってしまう。そうすると、刃と軸に絡みついた草を外さなければならず、これが一々面倒である。

刈払機に巻き込まれ絡みついた草

刈払機に巻き込まれ絡みついた草

雑草を巻き込んで絡みつかないようにするには、刈払機の刃の回転をある程度以上の高速にすれば良い。

だが、予習した時に最高速より低めの回転で行う方が安全だ等と書いてあったように思ったので、そうしていた訳だが、すぐに葉っぱが絡みつくのでは仕事にならない。

そこで、その後は回転をやや高めにして、刈っていくとスムーズに刈ることが出来た。

小石などが目に入らないよう、防護用のゴーグル等も必要

安全装備もきちんと付けておくに越したことはない。

幸い、昨日の作業中は何のトラブルや怪我もなく作業を終えられたが、途中で石や岩に刃が当たって火花が散ったりといったことはあった。なので、小石や何かを巻き込んで飛ばした場合、それが目に当たらないとは言えないので怖いのは確かである。

筆者の場合、以前買ったりもらったりして防護ゴーグルが2つほど家にあったので、その内の一つを持参して着用した。ゴーグルをするのとしないのとでは、やはり安心感が全然違う。(汗でゴーグルが曇る時もあったのだが、その程度は仕方がないだろう。)

目の防護用ゴーグル

目の防護用ゴーグル

このような感じで、午前中いっぱい、昼食休憩を挟んで、午後2時間ほど作業をした。
予習では、熟練者がやれば100坪を1時間弱だから、筆者の発電所程度なら2時間ほどという見積りをしていたが、不慣れで効率が良くなかったとしても、ほぼ1日(正味の作業時間は4~5時間)で発電所の敷地のほぼ全体に茂っていた雑草を刈ることが出来た。

刈払機で草を刈った後の太陽光発電所

一部、フェンス沿いに生えている雑草だけは刃が当たるので残ってしまったが、これらは追々手作業で刈るなり処理しようと思っている。出来れば、刈払機の作業はこれっきりとなるよう、来年の春までに雑草対策をしっかりと進めて行きたい。

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