メガソーラーが続々稼働中

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SONY DSCメガソーラー(大規模太陽光発電所、通常その名の通り1メガワット以上の出力を持つ発電所)が続々と稼働している。

昨年の7月に固定価格買取制度が施行されるまでは、こんな状況は皆無だった。

しかし、初年度は42円/kWh、一年経った今でも38円位とまだまだ十分に高い買取価格が維持されている上に、グリーン投資減税という強力な節税手段まで提供されているため、余裕資金のある大企業を中心にメガソーラーのプロジェクト案件が目白押しだ。

個人的には、太陽光だけじゃなく風力や地熱、小水力などにも大手の企業が投資して欲しいと思うが、太陽光発電が一番手っ取り早く取り組めて結果が分かり易いからだろう。

例えば、最近の一例では次の記事に紹介されている京都のメガソーラー:

 - 京都北部に4MWのメガソーラー、織物組合から土地を借り受ける

ここは昨年度中に設備認定を済ませていたプロジェクトのようで、売電価格は42円/kWとある。なんとも羨ましい限りだ。

もっとも、太陽光発電ムラには42円の権利の付いた土地や案件をビジネスとして紹介している方もいらっしゃるので、42円に固執するのであれば彼に相談すればよいのだが。

それよりも、やはり気になるのはメガソーラーが系統連系をどんどん行うことによって、送電網の容量が一杯になり、我々の50kW発電所が接続できなくなったり、力率を低下させられたりする恐れがあることだ。

つまり現在の太陽光発電は、簡単に言えば「早い者勝ち」なのである。

土地の手続きでもたついているのだが、本当にさっさと手配を進めて連携協議や設備認定まで進めなければ…

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