主要なメディアのニュース、それに太陽王子もブログに書いていた通りだが、関西電力の大飯原発に対して周辺住民が運転差し止めを求めていた裁判で、福井地方裁判所が住民側の訴えを認め、再稼働を認めないという判決を出した。
これは、実に素晴らしい裁判と画期的な判決である。筆者は以前に二度ほど裁判(行政事件訴訟)を起こしたことがあるのだが、それ以来「司法不信」に陥っている。
しかし、そんな筆者に日本の裁判所や裁判官、司法もまだまだ捨てたもんじゃないなと思わせるだけのインパクトが、今回の福井地裁の判決にはあった。(いや、地方の福井だからこそ、この判決が出せたのかもしれないが・・・)
福井地裁の樋口英明裁判長は、もしかしたら日本の法曹界では出世を諦めているのかもしれない。なぜなら、日本の司法・法曹界では、体制よりの判決を出す、いわゆる「ヒラメ裁判官」でなければ出世できないとされているからだ。
樋口裁判長の経歴を見ても、ご本人に対して誠に失礼な表現をするなら、ドサ周りというか、地方の裁判所だけでの勤務で東京での裁判官をお勤めになったことがないことが分かる。
だからこそ、住民側の訴えに耳を貸し、本来の司法のあるべき姿を具現化した判決が出せたのではないかと想像する。
ともかく、福井地裁の樋口裁判長の英断に敬意を表するとともに、我々太陽光発電ムラとして何ができるかも考えてみたいところである。
我々にできることは「原発が無いから、電気が足りない!」と行っている関西電力や関西の産業界に対して、少しでも電力が足りるよう太陽光発電などで支援することかと思う。
筆者の1号基は岡山県にあり、関西電力ではなく中国電力の管内なので、直接の助けにはならなさそうだ。
となれば、筆者に出来る事は、もし間に合うのであれば、関西電力の管内にプチソーラーを一つ立ち上げることだろう。
と言っても、現時点では筆者には野立て用の土地も、住まいの屋根も無い。
しからば・・・誰でも良いので、筆者に遊休地か空いている屋根をご提供頂けないだろうか?
実は、筆者の2号基太陽光発電所候補は愛媛県松山市で10~20kW程度の太陽光発電となりそうな所なのだが、今夏の電力需給に関して言えば、四国よりも関西の方がひっ迫していそうである。
ならば、同時並行または関西を優先する形で2号基を立ち上げ、少しでも今夏の電力不足の懸念を払しょくできるよう、多少なりとも力になりたいと思うのだ。
5月も半ばを過ぎ、これから太陽光発電所をというのでは今夏の電力需要の緩和には間に合わない可能性が高いのだが、「駄目元」で一応本ブログで呼びかけてみることにする。
ということで、関西エリアで太陽光発電に使えそうな遊休地か空いている屋根を筆者にご提供(売却または賃貸)して下さる方がもしいたら、是非ご連絡頂ければ幸いである。
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