中国地方の太陽光用地探し: 落穂拾い

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ジャン=フランソワ・ミレー「落穂拾い」

ジャン=フランソワ・ミレー「落穂拾い」(パブリック・ドメイン)

中国地方の太陽光発電2号基の用地探し、1日目が終わった。

本日は、業者さん2社で合計4物件ほどを下見させて頂いた。
その内、太陽光発電向けに使えそうな土地物件が2件。残り2件は、北向きの斜面や電柱へのアクセスに難がある、地形の凹凸が大きすぎる、などで不適と思われた。

有望な2件も、まだ農地転用系統連系の可否の確認が必要である。
これらのいずれかでもNGだと、その用地は使えない。
とはいえ、農転が上手く行くことを前提に、設備認定を行いたい旨を伝えておいた。

ということで、まだ予断が許されないので、あと2日の行程も続ける訳である。

今回の土地探しは「落穂拾い」?

筆者としては、今回の土地探しは「落穂拾い」みたいなものだな、と思いつつ、何とかしてまだ誰も拾っていない、食べられそうな落穂を拾っているつもりだが、見てみると意外に使えそうな土地もまだあるなと感じた。

やはりボトルネックになっているのは、農地転用が必要ということなのだろう。

2社目の不動産業者さんは、当初「農振じゃないので、農地転用は楽勝ですよ~♪」みたいなニュアンスで話をしていた。

ところが、本日筆者を案内してくれた後に関係者(農業委員会の人など)に話を聞き、農転の審議(?、みたいなもの)が6月と12月の年2回しかなく、先月それが終わったばかりだと知り、また農転の可否も太陽光だと審査が結構だということを聞いたようで、少しトーンダウンしていたようである。

いずれにしろ、1号基のときと異なり、今回は田や畑といった農地が大半であり、農地転用の知識やノウハウは不可欠である。

ちょうど今度の週末(1/17の土曜日)に太陽光発電ムラ北関東支部がつくばで行うイベントでは、農転のことも含めて情報交換が出来そうなので、参加する方向で考えている。

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