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融資をお願いするため、金融機関と久々に面談

東関東の太陽光5~7号基の資金調達のため、発電所用地のある場所の街にある銀行へ赴き、面談を行った。

常陽銀行

常陽銀行

結論から言えば、「まぁまぁ」の感触だろうか。

筆者にとって最大の問題は、住所(住まい)が神奈川県でこの銀行のある街からは遠く離れている(と言っても、筆者にすれば高速バスで一晩かかる岡山より同様の高速バスで2時間のこちらは楽勝なのだがw)ことと、これまでに取引がまったく何も無いこと、の二点である。

地銀の場合、やはり地元の人や企業が顧客という認識であるため、そこをどうクリアするかが課題になるのだった(これについては、岡山でも経験済み)。

それはそれとして、今日お会いした担当者のSさんは、筆者の準備した書類を見て、

「この資料は公庫さんかどこかに提出されたんですか?太陽光発電の方には融資で何度も話をしていますが、経歴書や資産の内容、事業計画などこれだけきちんとした書類を出してくれる人は少ないので…」

といったようなことを述べられていた。

J銀行・S様との面談用資料

  1. 勤務先の情報
  2. 個人の情報/略歴
  3. 現在の収入
    • 城南信用金庫の通帳(給与明細を出そうとしたら、通帳があれば不要と言われた)
  4. 資産(流動および固定)の状況
    • Excelのまとめ+各金融機関の月次報告書など
  5. 借り入れの状況 → 日本政策金融公庫の明細
  6. 事業計画
    • +太陽光発電所3か所の設備認定の写し

もちろん、提出した書類の体裁が良いだけでは、太陽光発電事業の融資を引き出せる必要条件ではあっても、十分かどうかは別の話。書類の中身や借りたおカネをきちんと返済する人かどうかが銀行にとっては重要だからだ。

一つ、Sさんが通帳を見て筆者に尋ねた:

このGoogleからの入金は何ですか?

筆者はブログによる収入であることを回答しどのような仕組みで稼いでいるかを簡単に説明したが、よほど珍しかったのだろうか。飲み代に毛が生えた程度で、給与や売電収益と比べると全然大した金額ではないのだが。

どのようなブログなのかも問われたので、包み隠さず「太陽光発電のブログ」だとお答えしておいた。まぁ太陽光発電ネタでブログを書いていることが、融資の可否判断でデメリットとなることは無いと思うが…

融資の可否は遅くとも年内には判明:「果報は寝て待て」

筆者の友人である某氏やAZ氏からは、

「ビッグフィールドさんなら、大丈夫じゃないですか?」

との下馬評を頂いている。しかし、いくらSさんの筆者に対する印象が多少良くても、彼の上司の方が首を縦に振らない限り、融資は引き出せない。

もちろん、筆者として今回の面談では変な「地雷」を踏まないよう、十分注意したつもりではある。その辺、上述のお二人にはいろいろと有用なアドバイスを頂き大変感謝している。(どうもありがとうございます。)

ちなみに、その某氏は今日、5号基が連系され、しかもその銀行からの追加融資もしてもらえることが決まったとのこと。また、AZ氏も今日、彼の準備中の太陽光発電所の連系工事負担金が安めの費用で確定、東電から連絡があったとのことで、今日はご祝儀ムードである。

今回の面談の結果、まず当方の東関東の太陽光発電事業に対する融資の可否が分かるのが早くても来週、遅くとも年内には分かるそうである。またしても「果報は寝て待て」だ。

融資がOKとなる場合、恐らく次の条件が出されそうである:

  1. 市内に法人(LLC)を設立する
  2. 何がしかのおカネを預金する(預担)

これらについては、既に某氏から聞いていたので、当方として異論はない。
ただ、会社を設立して代表として登記するとなると、現在の勤め先との整合性をどう取るか、を考えておかなければならない。

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コメント

  1. りょう より:

    融資が好感触なようで何よりです。
    都内在住で地方都市に太陽光発電の融資はかなり大変ですね。私も現在融資について色々動いてますが「地元在住でないと、、、」という感じの金融機関が多く難儀してます。太陽光は初期投資金額が大きくて理解されずらい部分もありますがお互い頑張って行きましょう(^-^)

  2. 匿名希望=通りすがり(鬼) より:

    都内にも、J銀行の支店がありますよ。

  3. りょう より:

    匿名希望=通りすがり(鬼)さん

    近所に常陽銀行の支店があり問い合わせしましたが設置場所が離れていると物件の管理が難しいとお断りされました。茨城県に住んでいるか支店で担保が管理できる場所に限られるようなニュアンスでした。個人がやるような規模ですと遠い場所は手間がかかる割にあまり利益でないのでやりたくないような感じです。

  4. びっぐフィールど より:

    りょう殿、匿名希望=通りすがり(鬼)殿、

    コメントどうもありがとうございます。

    今回お話しさせて頂いた方は、ご紹介を頂いたもので、平場で話をしにいくのとは異なるとは思っています。とはいえ、ご指摘の通り、取引実績がなく、しかも地縁もない者だとハードルが高いのは事実です。後は、書類で示した個人的な信用力がどれだけ説得力を持ち得るかですね。

    一応、先方から出てくる条件は、可能なものについては基本的に呑むつもりです。

    産業用太陽光で手堅く収益を得る人に融資する方が、いつクビになるか分からないサラリーマンの住宅ローンにカネを貸すよりも現在ではリスクが低いと思うんですが、なかなかそういう理屈は通用しません。

    ノンバンクでも○RIXのように3年以上の法人のみしか相手にしないという所も多いようで、中小事業者の太陽光ではファイナンシングが本当に大変だなと思いますが… とにかく頑張ります!