ルクサーのソーラーパネル55kWにSMAパワコン49.5kWの低圧連係太陽光発電システムの施工プランと見積りをH社から頂いた。
これで3度目の正直という言葉があるが、筆者としてもH社でGO、NO-GOのいずれにしてもそろそろ決断したいと思う。
まず施工案を確認した。電話でH社の技術者の方にお伝えした筆者の要望はほぼ全部取り入れて頂いていた。
まず太陽光発電パネル設置の傾斜角度は22度と筆者の希望通りになっていた。
また、ソーラーパネルを縦に8段並べるレイアウトを止め、縦4段のソーラーアレイを2列(4段×29個と4段×22個)で51kW、それに5kW分の追加の小さい列を2段×8個で4kW、合計55kWである。
土地の使い方も今回のようなアレイの配置なら、無駄に放置するスペース(特に東南角の部分)が最小となるのである。
接道部分にまだ少し未使用のスペースが残るが、ここは何か他の目的のために敢えて残しておくことにしようかと思う。
(あるいは、この2段のアレイも延長してやはり低圧連係を2基にするか?)
そして見積りを確認し、Excelで作成した比較表に数字を打ち込んでkW単価やペイバック期間(PBT)を割り出した。kW単価は先に頂いた60kW超のものとほぼ同程度だが千円ちょっと安くなり33万6000円。ペイバック期間は8.1年となり、S社のQCELLSのプランと同じになった。
太陽光発電システムの総額はQCELLSで49.75kWの方が200万円以上安いのだが、発電量もその分少ないため、土地取得費まで含めると今回のプランの方がPBTもわずかながら良くなる。
ただ、太陽王子やピッピさんが呆れた、項目が非常に少ない見積りの書式は相変わらずである。
で、出精値引きの額が総合計の額よりも高いという不思議な見積書がこの太陽光発電施工業者さんの特徴のようだw。 本来なら、パネルの実勢コストがあるはずなので、率直にそれで計算してくれる方が変な疑惑を持たずに済むのだが。
(工賃が高くつくのをカモフラージュするためか?)
あと、価格を押し上げる要因の一つが、遠隔監視システム。これに50万円ほど掛かっているのだが、これはせめて半額程度に抑えたいところだ。
PID試験に関する詳細も、これまでに頂いた説明とあまり変わらなかったが残念。
これだけ手間暇をかけて頂いているので、筆者としてもH社に決めたい所なのだが、イマイチ決定打に欠ける。
ローンを組むと当然ながら、金利の負担もあるのでその分ペイバック期間が増えることも計算に入れなければならないし。
とりあえずメールで御礼の返事を出しておき、値引き交渉も含めて詳細を営業担当のSさんともう一度話してみる方が良いかもしれない。
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