連系関連の電気工事をお願いしているD社のO氏より、中国電力の東広島営業所による系統連系工事の負担金が確定したと連絡があった。
はたして、その金額は約48万円とのことである。
当初の想定よりもかなり安くて済んだので、彼も筆者も胸を撫で下ろした格好。中電の請求書などは前回と同様に郵送して頂くが、これで4号基プロジェクトを先に進めることがほぼ可能となった。
最初に頂いた負担金の額は、100万円を軽く超えていた。ところが、電柱を2~3本立てるにもかかわらず今回はその半額以下ということで、これなら先に進めない手はない。
(連系工事負担金の算出過程で、中電がどんな計算をしているかは謎のまま…)
ちなみに、これまでの中電による連系工事負担金を整理すると、以下の通り:
- 1号基(岡山県南東部) 約60万円
- 2号基(岡山県南西部) 約90万円
- 3号基(広島県南西部) 約15万円
- 4号基(広島県東広島市) 約48万円
2号基が高いのは、恐らく低圧の太陽光発電所が筆者の物件を含めて3つ隣接しているからだと思われる。ほかの発電所はすべて低圧で一基だけを系統に連系する形であるため、比較的安価に済んでいるようだ。
約一年かけて系統連系や用地の準備をクリア
これで、広島のプロジェクト2件は東西いずれもほぼ確定である。
ほぼ唯一まだ残っているハードルは、資金調達。
施工をどのような体制とするかにもよるが、資金調達さえクリアできれば後は比較的スムーズに施工から連系まで進めることができそうだ。
この二件、土地探しは昨年の冬からだったので、ここまで来るのに結局まるまる一年かかってしまった。
だが、先にも書いたように現在の買取価格が27円/kWh、しかも今後は設備認定の確定時ではなく系統連系契約の確定時であることを考えると、これらの32円/kWhが確定している案件はやはり極めて貴重な価値を持っている。
4号基に関しては、まだ農地転用や土地の契約が残っているが、不動産業者さんも協力的であり、大きな問題は無いとみている。
コメント