というわけで、グリーンソーラー発電所・嵐山ベースの見学会が始まった。
高崎の2基より、嵐山のこのプチソーラーは同じ産業用太陽光発電システムといっても、出力がより小さく、約17kWだ。
日程的には高崎→嵐山と回るのが効率が良いようなのだが、規模の点では先に嵐山を見てから高崎を見る方が、良いように思う。
高崎ベースを先に見てしまうと、嵐山ベースの方が小規模なので、少し拍子抜けというか、ガッカリ感みたいなものがあるかもしれない。
部材は高崎と同じで、ソーラーパネルは米サンパワー製(250W)、パワコンは田淵電機の「エネテラス」であることは半年前にも記したとおりである。
所長のピッピさんは、参加者の皆さんへの発電所を設置した背景や経緯の説明、この発電所の施工のポイントなどの説明などで忙しい。
既に筆者も半年前に記事として書いたかもしれないのだが、念のため書いておくと…
ピッピさんは、本来ここで50kW程度の規模で産業用太陽光発電所を設置したかったのだが、当てにしていた隣の農地の転用が残念ながら叶わなかったのである。
そこで、しかたなく雑種地であった部分(現在、既に発電所として稼働中)に可能な分のソーラーパネルを設置し(=約17kW)、他に50kW規模の発電所用地を探していて、高崎の用地を首尾よく見つけ、そこに2基の低圧連係の産業用太陽光発電システムを設置したという経緯があるのだ。
とはいえ、この嵐山ベースの17kWもしっかりと発電はしているようではあるし、一度は断念した農地も、ソーラーシェアリングで活用を図りたいとピッピさんは考えている。
是非、ソーラーシェアリングの設置も近々に行って欲しいものである。
※ 筆者も3号基目くらいで、ソーラーシェアリングに挑戦したいと考えている。
なぜ、ソーラーシェアリングを行いたいか、等もまた改めてご説明したい。
(続く)
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