エネルギー政策

エネルギー政策

再エネ地産地消潰すにゃ刃物はいらぬ。高い託送料金があればいい

(「日本の再エネ・ポテンシャル:風力だけで日本4つ分をまかなえる」の続き) 先日のCELC総会セミナーで頂いた知識を基に、太陽光発電の事業者はもとより電気を使う消費者なら誰でも知っておくべきではとの思いでこれまでいくつかの記事を書いてきた。...
エネルギー政策

日本の再エネ・ポテンシャル:風力だけで日本4つ分をまかなえる

(「原発と石炭火力ありきの"エネルギーミックス"」の続き) 本稿では日本の再生可能エネルギーのポテンシャルについて、先のセミナーの内容(+α)に沿ってお伝えする。 資エネ庁による再エネの位置づけ 資源エネルギー庁自体、実は再生可能エネルギー...
エネルギー政策

原発と石炭火力ありきの”エネルギーミックス”

(「「電力システム改革」という共同幻想」の続き) 資源エネルギー庁の「エネルギーミックス」案 先のセミナーの内容に沿って、日本の再生可能エネルギーについて復習しておきたいが、その前にまず最近、資源エネルギー庁が公表したエネルギーミックスとそ...
電力自由化

「電力システム改革」という共同幻想

(「電力業界の「悪代官」と「越後屋」による”新電力潰し”と”再エネ潰し”とは」の続き) まず、「電力システム改革」について、セミナーでもふれられたようにおさらいしておこう。 このブログの読者の皆さんは、太陽光発電を既に手掛けられている方も多...
エネルギー政策

電力業界の「悪代官」と「越後屋」による”新電力潰し”と”再エネ潰し”とは

電力システム改革の課題と可能性・・・? (「太陽光発電パネルは経年劣化する」の続き) CELCの発電データ報告会のあと行われたセミナー、実は当初それほど期待していなかったのだが予想に反して非常に良い内容だった。 電気事業法の改正と電力自由化...
エネルギー政策

電気事業法改正・発送電分離は本物か:ドイツの電力自由化を学ぶ勉強会

改正電気事業法が成立、発送電分離も確定? 一昨日、電気事業法が改正された: 発送電分離を決定、改正電事法が成立 参入・競争促す(日経電子版) 要するに、既存の大手電力(一般電気事業者、東京電力など大手十社)は、送配電部門の分社化が義務付けら...
エネルギー政策

太陽光発電、終わりの始まり?

昨日の午前早くの日経電子版の記事で、次のような報道があった: 再生エネ買い取り、登録制 経産省 太陽光総額に上限 大義名分は、再生可能エネルギーで太陽光以外の地熱やバイオマスとのバランスを取るということだ。だが、それらが太陽光と比べるとまだ...
エネルギー政策

G7でまた恥?弱気な日本の温暖化ガス排出量削減目標

太陽光発電をやるということは、化石燃料を燃やす量を減らすということである。 つまり、温暖化ガス削減に対して、50kWとちっぽけな低圧の太陽光発電所であっても何がしかの貢献はさせて頂いていると考えている。 その温暖化ガス削減に関して、今日午後...