分譲型太陽光発電の現状

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先に書いたように、分譲型太陽光発電も含めて2号基の土地探しを開始した所だが、昼間の自由がきかないこともあり、なかなか思うようには進まず、焦るばかりである。

ある業者の方に、九州の分譲の情報を送付頂き、何件か質問をしたりしていたら、その分譲型太陽光の売主が”とんでもない売値を言い出して手が付けられない状況”になってしまったそうで、その分譲案件の話はそこでご破算となってしまった。

一方で、別ルートでは、また違う分譲の話があり、そちらにも興味が出てきた。
ただ、まともな分譲型案件は売り切れるのも非常に早いようだ。

この辺、以前参加した分譲型太陽光発電のセミナーでも講師の方が話していたように、需要と供給のバランスが崩れていて、まだ供給が追い付いていないのだろう。時期的に37.8円(税込)の売電価格の期限がもうすぐ切れるからというのもありそうだし。

分譲型太陽光で良いのは、業者側で土地の手当てや設備認定、系統連系協議、太陽光発電システムの施工などまで、普通なら自分で手配や施工業者に依頼をしなければならない所がすべて終わっていて、資金の工面さえすればよいということだろう。

逆に分譲型太陽光発電のデメリットは、その長所の裏返しだが、部材や業者を自分では選べない(場合が多いと思われる)こと、業者の言い値で値引き交渉の余地がほとんど無さそうなこと、などだ。 また、メンテナンスの内容や費用も決まっている場合、自分ではそれも選べないことが多いのではないかと思う。

こういった辺り、不動産のマンション等の分譲と共通点が多いようだ。

今日日、投資用マンションに迂闊に手を出すと、空室リスクを抱え込んで二進も三進も行かなくなる恐れがある。

一方、太陽光発電の分譲なら、施工業者や部材の選定が確かで、メンテナンス体制も安心できるもの、あるいは自身で手を下して管理や保守がこなせるものであれば、比較的ローリスクでリターンがかなり高い長期投資になる可能性は高いと思う。

この辺をよく理解している方は、やはり「これ」といった物件があれば、とりあえず押さえてしまうのだと思う。

それに、多少問題がある物件でも、それこそ不動産がバブル時代には何でも出せば右から左に売れて行ったように、分譲型太陽光も選球眼の甘い人は見た目の高い利回りに目が眩んでつい手を出してしまう人も多いのではと感じている。

この辺の判断や決断が本当に難しい、悩ましいのである。

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