太陽光、32円/kWhの設備認定は今日まで!
ついに太陽光発電の売電価格が32円/kWhで行える期限が、今日までとなった。昨日の段階でどうやら設備認定のサイトのサーバにもアクセスが相当に集中しているようだ。
筆者も昨日のある時にアクセスしてみると、「503 Service Temporarily Unavailable」、いわゆる「503エラー」の表示が出た。先ほどもう一度アクセスしてみたら、今度は無事に繋がったので、さすがに深夜だと業者のアクセスも若干減るのかなと思う。
筆者の方では、現時点で申請してある以上の用地で申請することはさすがに無いので、あとは申請済みの案件が無事に処理されて設備IDがもらえることを願うばかりである。
…などと書きつつ、本日は頭痛にでもなりそうな悪いニュースが一つ。
正確には、一昨日の夕方、設備IDが取れた物件の不動産屋さんから筆者の携帯電話に連絡があったのだが、仕事で電話中だったため取れなかった後も折り返しそびれていたのだ。
そこで昨日の朝、仕事を本格的に始める前に電話してみたところ、農転が中々厳しいので行政書士に直接連絡してみてくれ、と言う。しょうがないなぁ、と思いつつ、その後仕事の合間を縫って、結局夕方近くになったのだが、その行政書士に電話してみた。
すると…かの物件、そう設備認定が済んでIDも取れた広島南東部の田んぼが、なんと「農業振興地域」(農振)に属していたと、受話器の向こうの行政書士君がのたまうではないか!
_| ̄|○
「うーーー、あの不動産屋の爺さん、ウソこきやがったなー!」 (-_-#)
農振の農地は、一般に農地転用が基本的に不可能である。
その行政書士君によると、この物件の所管の役所の農業委員会でも、農転不可、太陽光発電はその農地の所有者か近親者のみ可、との見解で、第三者の筆者が農転された土地を入手し太陽光発電を設置できる見込みはほぼ無しとのことだった。
「そりゃー無いだろ?」と思うが、不動産屋が物件のことを良く理解していなかっただけと言われればそれまでだ。農地法がすぐに変わる訳もないし、この物件については潔く諦め、残りの物件に賭けるしかなさそうである。
それはそうと、この使えなくなった農地の設備ID、どうしよう? 悔しいから放っとくか…
コメント
いつも拝見させていただいています。
ありがとうございます。
地主さんなら農転できるということであれば、ダメ元で、土地の持ち主の方に一旦発電設備を立ててもらってから、名義変更したらどうでしょう?
どうしても売りたいのであれば、交渉の余地があるかもしれません。
農賑地ならばそれでも、かなり実現性は低いと思いますが・・・
せっかく取得されたIDが持ったいないので。
滋賀300Kさま、
コメントありがとうございます。
名義変更は検討の余地はあるかもしれませんね、確かに可能性は低いのですが。
前にこの物件を見に行ったとき、地主さんとしても売りたい気持ちは山々なようでしたが、農振だと言う話はその時点では聞いてませんでした。
ID確かに勿体ないんですが、農地法のシバリがあってはどうにもなりませんので、やはり当面放っておいて、他の用地から先に進めようと思います。
やはり、不確定性の多い農地では複数の案件を進めていて正解でした。