どうも「人海戦術」の威力を軽視していたようだ。
5月となり、太陽光発電所2号基の完成が近くなってきたのだが、スクリュー基礎打ちから始まり架台組み立て、ソーラーパネル取り付けと筆者がイメージしていた以上の格段に早いペースで施工が進んでいる。
(写真の左側が筆者の太陽光発電所2号基。CISパネル採用につき、黒っぽいパネルで見分けがつく)
確かに県南東部の太陽光1号基の時も、中電との連系協議や施工契約を行うまでは、どちらかといえばユッタリとした感じだったのが、工事が始まってからは相当に早かった。
それでも、基礎工事から連系まで1ヶ月半~2ヶ月位は掛かっていたように思う。
昨年の早春、施工中だった3月のある晴れた日、現場に行ってみるとソーラーパネルの取り付けを3人がかり位で行っていた。その光景は今でもはっきりと覚えている。
ところが、今回は工事現場で作業する人の数が10人以上と恐らく1号基の時の2~3倍以上なのである。(ユンボなど、重機も当然使っている。)そう考えれば、確かに工期も半分か1/3になる訳だが、それにしても大きな誤算だった(滝汗)。
え、何が問題かって?
先に記した、雑草やフェンス、モニタリングもだが、実は損害保険が現時点では最も重要なのだった。
施工中の段階では工事業者による保険があり、それによって未完成の発電所や部材はカバーされている。つまり、もし取り付ける前の架台の部材やソーラーパネルが例えば盗難にあったりしたとしても、それらはすべて保険でカバーされる(もちろん、足りなくなった部材があると、発電所の完成が遅れるため、連系もその分遅れるが)。
一たび太陽光発電所が完成すると、施工業者の保険は期間が満了となり、それ以降は施主が保険を掛けていなければならない。
1号基のときも保険はバタバタ~っとして、代理店の営業の方には保険の開始期間などで結構無理を聞いてもらったりしたのだが、今回もまた似たような状況となり愕然とした。
慌てて、今回色々とお世話になっている現地のFさんに相談させて頂いたりした所、保険の費用が相当にリーズナブルなものをご紹介頂けそうなのだが、手続きにはやはり多少の時間がかかるとのことで、発電所が何日か未保険状態になってしまうかもしれない。
段取りの悪さと言ってしまえばそれまでなのだが、弱った。
といいつつ、保険の手続きは手続きで進めるとして、雑草対策やフェンス、モニタリングもほぼ同時進行で進めなければならない。この土曜からいよいよコアな連休に突入する訳だが、自宅に籠っていても時間を持て余すだけ。バス代はいつもより相当に高く付くが、もてあます時間がもったいないので、やはり現地で作業を行おうと考えている。
即断即決、、、か。
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