(S社主催・太陽光発電セミナー」の続き)
草食動物による雑草対策:羊は○、ヤギは×
その後の質疑応答でも価格の内訳を尋ねる参加者の方がいたが、分譲ならともかくEPCとしては確かに価格を提示し辛いだろう。雑草対策一つとってもアスファルト舗装、鉄鋼スラグ、防草シート、羊、クローバーやクラピアの植栽など色々とやり方があり、発電所によって最適な方法も変わるからである。
なお、草食動物による雑草対策についてはS社もヒツジはOK、山羊(ヤギ)は×(ダメ)と明言していた。
この件、太陽光発電ムラでも情報が飛び交っていたのだが、ヤギは飛び跳ねるし(「アルプスの少女ハイジ」を思い出すw)斜面を好む習性がある。このような理由で、ヤギはソーラーパネルの上に乗ったり、その上で一休みしたりするので、駄目なのである。
もっとも、多少の発電量が犠牲になったとしても、かわいいヤギを飼うことで癒し系の太陽光発電所として運営するという考え方もあるので、結局ヤギ除草のメリット・デメリットの最終的な判断は人それぞれということになるだろう。
(続く)
コメント
32円であっても資産になるとのことだが果たしてそうか?
私は否定的な考えである。
確かに電気料金は下がるかも知れないが、他の物価が上がれば相対的に優位性は無いと思う。
そもそも電気本位制経済ではない。
逆にFITの喪が明ける20年後電気料金だけが高騰していれば、優位になろうと思うが、ここで32円案件に手を出すというのは、戦略的に問題があると考えています。
蛇野さま、
これについては、色々と立場や条件等によっても意見や主張が異なってくるかと思います。
この件についても、また記事で扱いたいと考えています。
あ~、パネルの隙間が風の通り道なんていった人がいるんですか・・・。
実はパネルフレームの熱膨張対策なんです・・・。
冬場と夏場においてフレームなどの熱膨張の差がでるため、隙間を空けるのが常識となってます。冬場にぎちぎちにパネルつけると、夏場に・・・とならないようにです。
これは、屋根においても同じです。ですので風の通り道なんて考えが必要ない屋根付けにおいても、パネルに1センチ程度の隙間を取らされます・・・。
実は強度計算上、2センチ程度の隙間があっても、一体の表面積と計算します。
強度計算で計算されるぐらいの隙間というのはソーラーシェアリング程度の隙間が空かないと意味が・・・。
匿名希望=通りすがり(鬼)さま、
こちらもお返事が滞りました、ご容赦ください。
こちらでもコメント及びご指摘ありがとうございます。
ご指摘の件、実はツイッター(ブログと連動して投稿)にても同様のご指摘を頂いておりました。
ですので、記事本文の方も追記なり加筆修正をしておくべきところですが、まだしておりませんでした故…
読者の方がすべてコメントの部分までスクロールするか分かりませんので、なるべく早く本文にも訂正・注釈を入れておきたいと思います。