東京電力から「Looopでんき」に乗り換えてみる

自宅の電気の契約を変更する手続きを先ほど行った。

筆者が今回選択したのは、産業用太陽光発電でもお馴染みのLooop社による「Looopでんき」。上述の通り、電気料金は恐らくほとんど変わらない。下手をすると、東電より少し高くなる月もあるかもしれない。

でも、これで良いのだ。

とにかく、筆者が絶対に許せない東電からやっとオサラバでき、コンビニ払いもしなくて済むようになるのが精神的、時間的に助かる。

この数週間ほど、電力の小売り事業者の情報を収集したり、比較サイトで調べたりしていたのだが、現時点での選択肢が限定的なことや、事業者側の傾向として比較的電力を多消費でない限り、どの電力事業者に乗り換えても大差ないということも良く分かった。

ということで、ここで取りあえずは腹を決め、これからしばらくの間、東電に代わって電気を供給してくれる電力事業者を決定した訳である。

「Looopでんき」を選んだ理由

Looopでんきを選んだ理由は、まずLooopが電源の内訳を明らかにしていること。そして、太陽光や水力など再生可能エネルギー(公的には「FIT電気」と言わねばならないことになっている)の比率が26%とまずまず高いこと。

さらに、ベンチャー企業であるLooopを応援したい気持ちがあることである。大手の東ガスとか東急などの会社の電力事業には、ほうっておいても客が集まるから、心配は無用だが、これまでB2Cではほとんど無名のベンチャー企業では事情が異なる。

電気は安定供給が第一だから、東電以外でも大手企業にするという方もいるだろう。しかし、電力の供給に関しては、実はよほどのことが無い限りどの企業にしても大差はないはずだ。

なぜなら、まず経済産業省が登録電気小売り事業者を登録する時点で、ある程度の安定供給が出来る企業しか受け付けない。

次に、電力小売り事業者がベンチャー企業だろうが中小企業だろうが、常時バックアップやバランシンググループといった仕組みを活用することによって、現在の一般電気事業者(つまり、東電や関電など)やそれに準ずる規模の電力事業者による安定供給が担保されているからである。

もちろん、現実に電力需給でインバランス(需給の差)が生じてしまった場合、その電力小売り事業者はインバランスのペナルティを一般電気事業者などに支払う必要がある。

ただ、Looop社の場合、太陽光などの再エネの供給を予測する技術などに強みがあり、バランシンググループも自社で手掛けるとのことで、その辺は相当に自信を持っているようだ。

この4月からの一般家庭への低圧の電力小売りの前に高圧や特別高圧での電力供給事業を既に行っていた実績もそれなりに持っているようなので、再エネ比率の高い新規参入業者の中では比較的実力がある方ではないかと思われる。

また、つい最近のLooop社の発表により、同社が他の新電力・電力小売り事業者(日本アルファ電力)を買収し、子会社化したということを知った。この辺りの動きも、電力小売り事業の強化に余念がないようで、なかなか強かさを感じさせるものがある。

「Looopでんき」への申し込みは4000名以上?

先ほど、「Looopでんき」の申込みを済ませたところ、”Looop”に続いて15桁の数字が並ぶ申込番号が生成され、メールの認証などでも使われていたのだが、その数字の列をみるとほとんどゼロが並ぶものの下4桁が”4090″となっていた。

これを素直に解釈すれば、筆者は4090番目の申し込みだったのだろうかという気がする。ベンチャー企業が電力小売り市場に参入して顧客が4000を超えているというのは、まずまずの出だしではないかと思う。

何しろ、基本料金がゼロ円で従量料金部分もかなり競争力のある26円/kWhという設定は、電力をたくさん使う家庭ではかなり電気代が安くなりそうだ。

なので、Looop社は東電など大手からの乗り換えで、5月末の区切りまでにそれなりに多くの顧客を獲得できるかもしれない。

そう言えば、最近書いた本ブログの記事で、電力会社を切り替えるべき「7つの理由」というのがあったのだが、最後の二つの理由をまだ書いていなかった。

本記事で、「電力業界の独占を崩し、経済活性化に貢献できる」という点、「新しい電力会社のことを話のネタにできる」という点を記すことになったのではと思う。

今後、永久にLooopから電気を買うかどうかはまだ分からないが、再エネの比率を今後もっと高めるなどの経営努力を続けてくれるのであれば、筆者として応援を続ける可能性は高い。

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