太陽光パネルの清掃ロボットは買いか

太陽光発電パネルの清掃ロボット「リソラ」O&M
太陽光発電パネルの清掃ロボット「リソラ」
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ロボット掃除機の太陽光発電版「リソラ」がお目見え

昨日「スマートコミュニティJapan2014」の会場を訪れた。
 
本業のネタ探しの傍らで太陽光発電関連の展示もいろいろ物色したところ、筆者が展示に賭けていたオールSiCモジュールのパワコン(富士電機)は期待に反して展示されていなかった。発表はしたものの、富士電機の社内でもまだ非常に新しいもののようだ。
 
代わりにといっては何だが、太陽光発電パネルを自動的に清掃してくれる清掃ロボット「リソラ(Resola)」をシンフォニアテクノロジー社のブースで発見。この清掃ロボットについて色々と説明員の方に話を伺い、動画(約4分)も撮影したので興味のある方は以下を再生してご覧頂ければと思う:

太陽光発電パネルの清掃ロボット

動作としては、パネルアレイ上を往復してタンクに入れた水を少しずつ出しながら、太陽光パネルの表面をブラシで清掃、その後にワイパーで水分を押しのけるといった作業を行う。
 
動画でこの清掃ロボットの動作をご覧頂くとお分かりと思うが、リソラは市販のお掃除ロボット「ルンバ」の太陽光発電パネル版みたいなものと言えるのではないだろうか。

清掃の速度は時間当たり100㎡。水タンクの容量は2.7Lで、45分~1時間位で水を補給する必要がある。水が無くなると、パネルアレイの下側まで自動的に下りてきて水の補給に備える。

約5時間の清掃が可能な量のリチウムイオン電池パックを搭載し、交換も可能という。

シリコン系ソーラーパネル限定、鳥の糞掃除は無理…

この清掃ロボットが使えるソーラーパネルアレイの条件は、傾斜角=最大20°までの単結晶か多結晶のシリコン太陽電池を採用したソーラーパネルであることだそうだ。

また、パネルとパネルの間の切れ目は横方向で50mm、縦方向で30mmまで、段差は±10mmまで大丈夫とのこと。

完全な全自動と言う訳にはいかないが、プチソーラー(複数個)やメガソーラーで人間による清掃作業の一部を自動化するといった使い方は可能かもしれない。シンフォニアテクノロジー社の説明員の方によると、水垢や黄砂などの一般的な汚れを想定しており、一月に1回程度の頻度の清掃で十分ではとの話だ。

筆者の太陽光発電所でも既に経験している鳥の糞の掃除も出来るのかを聞くと、残念ながらそれはこの清掃ロボットでも無理だとのことである。

清掃ロボットで掃除するとしても、その鳥糞の部分だけ何度も往復させる等の特別な対応が必要になるということで、そうであればスポンジか何かで直接ゴシゴシこする方が早いだろう。

重量は乾燥時で約20kg、注水した時で約23kgとなる。

さて、肝心の価格は120万円とのこと(電池パックの価格は未定)で今秋発売になる。

太陽光パネル清掃の頻度を考えると、清掃ロボットのレンタルがもしあれば都度のレンタルで十分、資産の運用効率という点では、レンタルの方が好ましいかもしれない。

たた、常にソーラーパネルの表面をきれいにしてベストな発電状況を維持することにこだわるという人や企業であれば、買うのもありだろう。

太陽光パネル清掃を外注する場合、相場がどの程度かはよく分からないが、仮に1回の清掃が2万円とすれば、60回以上の清掃をこのロボットで行えば一応元が取れる。月に1回清掃を行うとして、5年である。
 
この太陽光発電パネルの清掃ロボット、あなたなら買いますか?

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