東関東3基目の連系申請を準備

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東関東の太陽光発電案件3基目、今週は出来れば昨日午前中くらいに東京電力への連系申請を行いたいと思っていたのだが、仕事の都合や怠惰さも手伝って、結局週明けにずれ込んでしまった。

サボって怠けたい気持ちを抑えて、本日の午後に連係申請書類の作成を行った。書類の作成自体は、既に東関東1~2基目で行っているので、それと同じ様に所定の箇所に記入するだけ。難しいことはほとんど無い。

揃える書類は基本的に前回(東電への連系申請書類を作成)と同じだが、先方から提出を求められる書類2点があるので、それも用意する。いずれも東電R支社の独自書式のようで、具体的には以下の通り:

  1. 電気需給契約のご使用電力量についてのご案内
  2. 計器用変流器取付工事確認票

1については、他に選択肢が無いかと思っているのだが、良い案が無ければ先方の言いなりになって少々高く付く電気代で我慢するということになる。

電気需給契約における使用電力量の算定式の承諾書

「低圧連系(<50kW)の太陽光発電のパワコンの消費電力は微小なので測るメーターをいちいち付けない。我々が定めた算式に従って電気代を粛々と支払いなさい」、という訳だが、この点で何か良いやり方(自分で電力計を付ける?)をご存知の方がいらしたら、是非ご教示頂ければ幸いである。たかが数百円の違いだが、やはり無駄な出費は抑えたいし、相手があの東電だとすれば猶更ボられることが我慢できないのである。

(こういった所は争点にすべきではないと、早々に承諾してしまう方もいらっしゃるのだが、筆者は子供なのかもしれない…)

2については、計器の箱や連係線の引込支柱の寸法や形状といった仕様を確認して、先方に伝えるためのものである。

計器用変流器取付工事確認票

1ヶ月前に連系申請を行った際に、次回はこれを予め記入しておいて頂ければ更にスムーズに手続き出来ます、とCT協議担当の男性から空欄の紙を一枚頂いたので、前回の控えに倣ってそれに記入した。

太陽光発電をやらなければ一生聞くことも無かったかもしれない、引込支柱の「根固め」とかコンクリートの「ねかせ」とかといった項目を含め、出来上がった内容は前回とほとんど同じだが、まぁ敢えて変える必要もないだろう。

この連係申請も受理されれば、あとは連係工事負担金がいくらになるか、それがいつ分かるかが筆者の関心事となる。先方からは10ヶ月かかるという説明をご丁寧に紙の説明書付きで頂いている。よって、今回も連係希望時期はおとなしく現在より10ヶ月後の来年1月中旬としておいた。

まぁ、西日本の太陽光発電プロジェクトもあるし、東関東の3基分の資金調達なども必要となってくるので、これ位の期間がある方が良いという事情もある。

今回もスンナリと受理されれば、ブログの記事でご報告するまでも無いかもしれないが、何かトンデモナイことが起きる可能性も無いとは言えない。ということで、乞うご期待。

<おまけ>

昨年の晩秋、岡山南東部の当方太陽光発電所1号基の施工業者さんのメガソーラー見学会のときに、オリジナルのティッシュペーパーを3箱もらっていた。

茂ちゃんティッシュ

その時は、「荷物になるけど、仕方ないから持って帰るかぁ~。」なーんて思っていたのだが、最近、大活躍し始めた。春も暖かくなるのは嬉しいのだが、スギ花粉だけは何とかして欲しいものである…

コメント

  1. 通りすがり より:

    東電管内と四電管内に発電所を保有しています。

    東京電力管内ではパワコンの消費電力をメータ計測にするためには余剰にするしか無さそうです。そうなると基本料金が50kWになってしまうので、素直に小型機器契約の方が安上がりでメリットはありません。
    メータ設置は協議とありますが実際に認められることはまずないようです。

    四国電力管内ではきちんと買電メータが設置され実際に消費した電力量が請求されます。
    このように電力会社によって扱いが変わってくるようです。

    • bigfield より:

      通りすがり殿、

      コメントありがとうございます。返信が大変遅れ失礼しました。
      電力計に関する情報、どうもありがとうございました。 

      私も2度目の連系申請を東電に行った際に、窓口の職員の方からそのような感じのことを言われたので、遺憾ながら現時点では諦めて署名し先に進めようと考えています。ただ、「モラルハザードの王様」に当方の貴重なおカネを払いたくなどないので、小売り自由化等のタイミングで何とかしたいと思います。

      今後とも、どうぞよろしくご指導下さい。< (_ _)>

  2. chieppy より:

    通りすがりさんの言われる通りで、東電は全量の場合は、小型機器契約にされます。なので、売電メーターのみです。

    東電の売電メーター費用は初回設置時のみお客様負担で、メーターの検定更新時も東電負担です。
    中国電力や四国電力は10年後のう売電メーター検定更新時はメーター工事費含めお客様負担で条件が厳しいです。
    中国電力は全量配線であっても売電メータと買電メータがセットなのですが四国電力も同じなんですね。

    • bigfield より:

      chieppyさま、

      コメントどうもありがとうございます&返信が大変遅れ、誠に失礼しました。
      東電の言いなりになるのは口惜しいのですが、仕方がないので、ここはいったん矛先を収めて先に進めたいと思います。
      来年の4月に、反旗を翻せればそうしようというところですね。