このブログのタイトルにかなり近い見出しの記事が、日経ビジネスオンラインに掲載されていたのでご紹介しよう:
太陽光発電は年金の代わりになる!(「燃やさない文明」のビジネス戦略)
この記事を書かれたのは、「燃やさない文明」という主張や電気自動車の「スモールハンドレッド」という概念を提唱されて著名な、村沢義久・立命館大学大学院客員教授だ。
筆者は以前に一度ご挨拶させて頂いたことがあるのだが、彼も当方のブログをネット検索か何かでご覧になられたのかも、と少し気になった。
この記事の主張には、筆者もほぼ全面的に賛成したいところである。
なお、村沢教授も現在の分譲型ソーラー発電所の人気が高いことに言及されているのだが、売れ筋商品が2800万円という言及に関しては、筆者的には率直に言って「?」という感じ。少し高いかな、と。
また、我々太陽光発電ムラが分譲型太陽光発電の物件に関しては警鐘を鳴らしていることは、本ブログの読者諸兄の方々なら恐らくご存じかと思う。
しかし、村沢教授はその辺のことをまだ全然ご存じないのかな、と思った。
分譲型ソーラーの良い面にしか触れておらず、我々の知る分譲ソーラーの「落とし穴」などについては何も書いていないためだ。
「天空の城 ラピュタ(笑)」のようなプチソーラーでは、年金としての機能が無くなる可能性があるだろ?、と。
もう一つ面白かったのは、分譲型ソーラー発電所に手を出す人の年齢層に対する記述の部分である。
若い世代だと子育てやら住宅ローンやらで太陽光発電まで手が回らないし、逆に70代以上の層だとあと20年も生きていないからと敬遠するらしいのだ。
この辺、なるほどなーと思いつつ、先日の「しげる会(懇親会)」で同じテーブルを囲んだある方(本ブログの読者様でもある)が、「bigfieldさんってもっとお爺さんかと思ってましたw」 という感想をポロッと下さったことを思い出した(笑)。
筆者の場合、年代的には上述の若い層ではないが、70代以上の高齢者でもない。
まぁ一般的には「中年」という世代にたぶん入るだろう。
ただ、幸か不幸か子供がおらず、住宅ローンも無いので、太陽光発電に手を出すことができたということは言えるかもしれない。
(どちらもあり、しかも太陽光まで手が回る方はそれはそれでやはり凄いと思う。)
それにしても、約3年前の原発事故が発生した時も、それ以降もまだずっと首都圏で暮らしていることから考えると、70代でなくてもあと20年生きているかどうかは微妙かもしれないと感じている。
それでも、あと20年の間に運良く、突然に逝ったり病気になったりせずに生きられるとしたら、その間に少しでも安定した、年金的な収入があるか無いかが、筆者の人生において大きな違いを生じることは間違いない。
とまぁ、そんな訳で「マイ・プチソーラー」1号基の立ち上げに向け東奔西走している今日この頃なのである。
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