ドイツ・ミュンヘンで先に開催された太陽光発電関連の展示会「インターソーラー・ヨーロッパ」の会期中に見られた興味深い一コマをご紹介しよう。
なお、この動画は筆者ではなく太陽光発電ムラの関係者(SolarWorld社の国内代理店の方)が撮影したものである。
まずは、次の動画(約1分)をちょっとご覧頂きたい:
国内のソーラーパネル・メーカーも信頼性や耐久性には相当の自信を持っている会社が多いと思うが、自転車でソーラーパネルの上を飛んだり跳ねたりさせるようなデモンストレーションをやってる会社は恐らくないだろう。
独SolarWorld(ソーラーワールド)社は、そういう奇特なデモンストレーションをやっていた訳である。そして、さらに凄いのがこの自転車で上に乗るデモを行ったパネルをEL検査にかけても、目に見えるひび割れどころかマイクロクラックも無かったとのことだ。
(ただ、常にこういった乱暴をしてマイクロクラックが絶対に入らない訳ではない、とのこと。)
もちろん、このようなデモでいくらパネルが割れない、壊れないからといって、その太陽光発電パネルが発電量も含めて絶対に素晴らしいかどうかは、また別の話かもしれない。
発電量のパフォーマンスも相当に良いと聞いているが、まだ自分で採用していないため、その辺の判断は差し控えたい。
ただ、20年といった長期間に渡って紫外線や強風、集中豪雨、時には雹(ひょう)といった厳しい天候にさらされることもある太陽光発電パネルならばこそ、そういった過酷な試練にも耐えるパネルであれば、そういった天候面での心配が大幅に減ることは確かだ。
また、最近のニュースで興味深かったのが、これ:
高知新聞:高知のニュース:経済:メガソーラーに思わぬ敵 カラスが石? 高知市でパネル破損
なんと、カラスがいたずらでソーラーパネルに石を落とすなんてことがあるらしいのだ。
もし、高知だけでなく他の地域でもカラスがこういう悪さをするとなると、やはり太陽光発電パネルの頑丈さというのがパネル選びの重要な条件になることは確かだろう。
筆者の太陽光発電所1号基ではQセルズを採用しているが、カラスが悪戯や遊びで落っことす石にも耐えられるか、とも思いをはせてみたりするのである。
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