H社の担当営業・S氏に独ルクサー社やその太陽光発電パネルについて質問してみた。
その結果、大変詳しいご回答を頂き、ルクサー社が太陽光パネルの品質を非常に重視していることが良く分かった。
例えば、太陽光発電パネルの耐久性試験の代名詞のように言われる「PID試験」。
ルクサー社はこのPID試験やこれよりも更に過酷な試験も行い、太陽光発電モジュールの品質に問題が無いことをきちんと証明しているそうだ。
また、PID試験で問題となる系統連系の電圧は高圧の1000V。
従って、低圧での連係ではPID試験のような問題は発生しないらしい。
また、PID試験自体、データとしてはもう古いとの話である。
H社さんは施工業者として長年、国内メーカー製の太陽光発電パネルも扱ってきている。
ところが、ある国内メーカー製の太陽電池モジュールの経年劣化で、お客さんから多くの苦情が来たそうである。
そこで、信頼できる方にどこか良いソーラーパネルは無いかと相談したところ、紹介されたのがルクサーソーラーだったという。
そんな経緯で、H社ではルクサーソーラーを産業用太陽光発電のシステムで採用し、数多くの施工実績を持っている。
ドイツの太陽光発電パネル製造メーカーと言えば、まず以前は世界で1、2を争ったQ-CELLS(キューセルズ)、それにSolarWorldなどが有名。筆者は、これにSchott Solar(ショットソーラー)などを付け加えたい感じ。ショットは、最近になって国内でも施工業者が出てきたので、ほぅと感じたものである。
ルクサーに関しては、本当にノーマークだった訳だが、意外にも今後日本でルクサーが大幅に市場シェアを獲得し、気が付いたら有名なブランドになってたりするのかもしれない。(そうなった時に自分がその発電所オーナーだったら、鼻が高いかもww。)
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