一昨日の土曜、埼玉県所沢市で開催されたLooopのガレージセールに行ってきたので、その模様を少々お伝えしたい。
展示品処分の100Wソーラーパネルをゲットし満足
Looopガレージセール(2015/09/12)
まず、筆者が購入を予定していた100W級のソーラーパネルについては、在庫が十分にあり、品切れなども特になく無事に購入できた。新品を市価で買えば、1万円は下らないが、展示会などで一度使用した商品の処分品とのことで、購入価格はその半額以下とお買い得な買い物だった。
事前に頂いていたチラシや案内では、100Wスケルトンと105Wの二種類があった。
出力以外にその違いが良く分かっていなかったのだが、当日その場で説明を聞くとスケルトンとは、太陽電池セルの間が透明となっているタイプのソーラーモジュールである。つまり、セル間の隙間から太陽光がパネルの下に届くタイプのソーラーパネルだ。（もしかすると、ソーラーシェアリングなどのキットの展示処分品？）
値段はほぼ同程度だったのだが、スケルトンの方が出力が少々低い分、安めの設定となっていたので、今回はそちらを購入した。5Wの違いは、筆者の使用目的である、オフグリッドの遠隔監視用電源で、しかもバッテリーとの併用であれば、ほとんど影響がないからだ。
バッテリーは10％オフ品を1個だけ購入、今後に期待
バッテリーについては、告知後すぐに品薄の安い中古品が早々に品切れとなってしまっていた。そこで、今回のセール会場では、楽天市場で同社が販売している新品を10％オフで売っていた。
割引価格とはいえ、バッテリーはまだ値段が高い。今回のものを２個買うか、ヤフオクなどでもっと安いバッテリーを物色するか、当日まで決めきれていなかったのだが、結局当日セールで持ち合せの現金がなくても、銀行振り込みで決済可（商品の発送は、当然支払い完了後）とのことで、当面使用することが確実な岡山の2号基の分だけを購入、広島の3号基の方はまた改めて入手することにした。
あとは、バッテリーの接続コード（赤黒2本のペア）が100円で売っていたので、それもついでに購入。電源を構成するためには、あとコントローラーも必要となるが、それについてはセールの会場では見つけられなかったので、アマゾンか楽天などで手頃なものを入手するつもりである。
過積載番長は10kW級の架台をゲット
筆者が購入したもの以外にも、人によっては色々と掘り出し物があったのではないかと思う。
筆者が100Wパネルの現物をLooop社員の方から見せて頂いて、いろいろと考えたり、スマホで調べものをしたりしていると、過積載番長を発見。彼は、10kW級の発電所を設置するらしく、別途調達したパネルを載せるための架台を購入したそうだ。
実際、そういった架台のキットもセール会場に所狭しと並べられており、産業用か住宅用かを問わず、野立ての太陽光発電をDIYや自作で作りたい、という向きには、なかなか良いバーゲンセールだったのではないかと思う。
その割に予想に反して込み合うほど人がいた訳でもなく、天気も良いなかで伸び伸びと買い物ができ、意外に穴場的で、あまり人に教えない方が良いかも、とすら思う。（まぁ、本ブログのアクセス数など知れてるし…）
冷やかしでも楽しめる、太陽光発電自作派向けイベント
電設品の窓口には、サービスの豚汁の鍋も置いてあり、過積載番長氏は「美味しかった！」と太鼓判を押していた。筆者は昼食まで振る舞ってもらえると知らなかったため途中で適当に菓子パンなど買って食べていたので、勿体無い事をしたなと少しだけ後悔した（苦笑）。
Looopガレージセール・電材ご注文受付では豚汁のサービスも
また、太陽光発電ムラ界隈で我々の良く知る某氏もフェンスなどをゲットしていたことが会場を見て回っていると判明したのだが、番長によるとその某氏は廃棄処分品となっていた品物をタダで譲ってもらえてとても喜んでいた、とか、まぁ人によっては価値の高いセールであることは確かだと思う。
ただ、型落ち品は駄目だとか、製品保証がいる、といった条件を求める方には不向きかもしれない。やはり、太陽光発電の自作やDIYにある程度慣れていて、ジャンクや訳あり品でも掘り出し物があれば格安で入手して使い倒す、といった買い物が出来る方にはコスパの良い機会になる可能性があるかと思う。
物流倉庫ということで、太陽光発電パネルのメーカーや会社がそういった施設を一般に公開すること自体が珍しいと思うので、それを垣間見れただけでも筆者としては価値があったと考えているが、その上にコスパの良い買い物も出来て満足している。また、Looopさんが協力会社として関わっていた太陽光発電の本まで頂き、電車賃の元はこの本だけでも取れた形だ。
書籍「DIYでMY太陽光発電所」
なお、次回は来年3月頃にまた今回のようなガレージセールを予定しているそうなので、今回行き損なった方、次回も行きたい方は同社サイトや本ブログを要チェックである。
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