SMA SunnyPortalの改修、2023年第1四半期に実施の見込み
独SMAは2023年の第1四半期に遠隔監視システムのウェブポータルである「SUNNY PORTAL(サニーポータル)」を最新のデータセンターに移行することを明らかにした。
SMAのパワコンを使用しSUNNY PORTALで遠隔監視を行っている方であれば、SUNNY PORTALにログインしたり、何らかの操作を行ったりしていると次のようなポップアップ・ウインドウが表示されるので、筆者同様に既にご覧になっている方も多いと思う。
SUNNY PORTALの機能制限、11/24の17:15~に注意
ちなみに、このSUNNY PORTALの移行自体は上述の通り来年実施となる訳だが、この移行は複雑なプロジェクトであり、その準備やテストが大がかりになるという。
SUNNY PORTALユーザーとして留意しておかなればならない点が、次のテストが中央ヨーロッパ時(CET)の11月24日午前9時15分から正午まで(日本標準時(JST)では午後5時15分~午後8時)の時間帯で実施されることである。
この時間中には、SUNNY PORAL、SMAエネルギーアプリ(SMA Energy App)、その他の関連サービスの機能が制限されるようだ。
この通知の文面から見る限り、テストによってSUNNY PORTALがまったく利用できなくなる訳ではなさそうである。
ただ、実際には一時的にアクセスやログインが出来なくなったりする可能性もあるように思う。
ということで、「SMAのパワコンが故障した?」「SUNNY PORTALがダウンした?」と当日慌てたりしないよう、一応頭の片隅に入れておきたい。
(この時期の午後5時過ぎということで日没かそれに近い時間であり、発電もほぼ終わっているため、SUNNY PORTALにアクセスできないとしても日本ではどの地域でもほとんど問題にはならないだろう。)
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