12月14日(土)の「エコプロダクツ展2013」を取材してきた。
太陽光発電ムラのしげる会・セミナーがあったため、午後の早い時間に2時間ほどしか会場にはいられなかったのだが、十分に収穫はあった。
今後の住宅用太陽光発電、主流はズバリ10kWである。
なぜか。
言うまでもないが、10kW以上であれば産業用となり、20年間にわたる全量買取が可能となる。そうすると、住宅ローンを組んだとしても、20年のうちに元が取れ、逆に儲かってしまうのである。
うたい文句が凄い。20年間で1000万円儲かるという触れ込みで、その模型を展示していた。
ソーラーパネルは、パナソニック自慢の「HIT」。
HITのソーラーパネルは決して安くはないが、発電性能はピカイチである。
同様に、業界最大手と言われているセキスイハイムの「スマートパワーステーション」も10kWのソーラーパネルを屋根に設置したスマートハウスが年間に150棟も出るという。
これは、全量買取制度が施行される前では考えられないほどの水準だそうである。
太陽光発電と合わせた住宅の価格は「坪単価で60万円程度」(セキスイハイムの説明員)とのことだ。
スマートパワーステーションの太陽光発電パネルは、ソーラーフロンティアのCIS系である。これは傾斜角が浅くても発電量がある程度確保できるもので、相当に実績もあるようだ。
ということで、住宅用の太陽光発電システムの今後のトレンドは10kWになると予測する。
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