太陽光3~4号基が佳境に

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太陽光3~4号基(@広島県)の準備がだんだん佳境に入ってきた。

昨日、まず東広島の案件(多分、4号基)で、農地転用の関係で、圃場整備の計画での参考にする云々とかで、太陽光発電のパネル配置の図面を出してくれとこの物件を取り扱う不動産業者A社のHさんから連絡があった。

この物件、本来ならば農振の地域で農転すら通らない場所らしいのだが、長年(30年位?)の間ずっと耕作放棄地となっており、荒れ果てているために、もう誰も元来の田んぼとして使う可能性は無いだろうと、農業委員会の関係者すら考えているため、どちらかと言えば例外として農転を認める方向にあるらしいのだ。

そうは言っても、やはり農地転用の手順をきちんと踏まなければならず、そのために関係者にどのように太陽光発電所を設置するのかを説明しなければならないとのことなので、取り急ぎ暫定案ながら太陽光発電所のパネルレイアウトを作成(下図)し、その不動産業者さんにメール添付で送信した。

BFエナジー太陽光発電所4号基(予定)パネル配置図(暫定)

農業をやっている人が太陽光発電のパネル配置図を見てどんな判断をするのか、イマイチ良く分からないのだが、筆者が真剣に太陽光発電事業に取り組んでいることを感じ取って頂ければと祈念している。

広島県南西部の3号基(予定)案件の方も動きがあった。

こちらは、中国電力の廿日市営業所が既に現地調査にまで乗り出しているようで、中電グループのエネルギア・ライフ&アクセス(通称エネラ)の方が筆者の依頼した電気工事業者の方と現地を見てくれたそうだ。その結果から連系柱の具体的な場所について、その電気工事会社さん経由でいずれにするかの確認を求めてきた。

BFエナジー太陽光発電所・3号基(予定)の連系柱の位置検討

案1と案2とあり、それによって連係工事負担金の額が多少変わるようだが、この電気工事業者さんに尋ねたところ、連系自体には何ら問題はなく、負担金も低圧連係の太陽光発電所としては妥当な額に納まりそうとの見込みを伝えてくれた。

この3号基(予定)の件では、この物件を扱う不動産業者さんもずっとその行く末を案じて筆者の方に時々連絡をくれていたのだが、ここまできてやっとこの物件が売却できそうになってきたので、恐らく胸を撫で下ろしているのではないかと思う。

もっとも、この物件は南北に細長く西~南西向きの段々畑だった農地で、太陽光にはかなり使いづらい土地なのだ。結局残り物の土地な訳で、良い点といえば連系は比較的容易そうなこと、土地の周囲を囲むような形で民家が建っていて電力の消費がかなり多く出力抑制などが掛かりにくそうであること、そして農転が容易なことだ。

まぁ、手のかかる子供ほど、実は可愛いというところだろうか。(ほとんど親バカ?)

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