太陽光パネルの清掃が必要なもう一つの理由

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筆者の太陽光発電所の南隣には田んぼがあることは、当ブログの愛読者の方であればご存じかと思う。このため、当然のことながら周囲にはカエルがかなり多く生息している。

南北に2列ある太陽光発電パネル・アレイの前面には防草シートを敷設したため、その部分にはほとんど雑草が生えていないものの、それ以外の部分には相当に草が生い茂っている。

ということで、発電所の中で草むらをかき分けて歩いていると、バッタに交じってカエルの大きいのや小さいのがピョンピョンと跳ねる。

先の週末、岡山でフェンス施工作業をしていた時に気が付いたのだが、カエルが草むらだけではなく、太陽光パネルの架台やパネルにも上がってくるのだ。

スマートフォンのカメラで撮影しようとして少しスマホを近づけても逃げもせず、じっとしている。人に慣れているのか、逆に人があまり来ないから警戒しないのか…

架台の上で休むカエル

なぜ無機的なソーラーパネルやアルミ製の架台に上がって来るのか、理由は不明だが、捕食に便利とか都合の良いことなど何か理由があるのかもしれない。

そんなワケでカエルがソーラーパネルの周囲を飛び跳ねたり、架台で一休みしたり、というだけなら、まあ良いのだが、問題はこういうカエル:

ソーラーパネル上で干上がった蛙

「茹で蛙」という言葉があるが、これはそれに近いものがある。

雨が降った後などにソーラーパネルの表面で一休みしている内に、天気が良くなり水分が無くなってしまったパネルにくっついて離れられなくなってしまうのだろう。

やがて太陽の輝きが増すと、太陽光パネル表面の温度が上昇し「茹で蛙」か「干し蛙」か分からないが一丁上がりと言う訳だ。

こんな形で、ソーラーパネルの表面で絶命してしまうカエルがいる事を知った。問題は、そういった茹で蛙が干からびてしまい、ソーラーパネル状でゴミとなってしまうことだ。こうなると、鳥の糞みたいな感じで、ソーラーパネルからそれらの亡骸を除去して処分しなければならない。

まさか、鳥糞以外にもこういう小動物がソーラーパネルの汚れの原因になるとは、野立て太陽光発電をやる以前には想像すらできなかった。

コメント

  1. リアルティ より:

    お隣が田んぼだとこういうことがありえるんですね。
    確かにこれは困りますね。

    ちなみにこれをを清掃する場合、どうやって取り除いていますか?

    参考に教えてください。
    よろしくお願いします。

  2. bigfield より:

    リアルティさま、こんばんは。

    現状、これといった清掃の方法とかテクニックみたいなものは特になく、写真の蛙の亡骸は手で取り除いただけです。

    鳥糞も同様ですが、さすがに素手だけだと掃除が不便なので、掃除用にキッチン用のスポンジたわしと窓ガラス掃除用の柄付きのワイパー+ブラシ(?)を買いました。

    先日書いたのですが、これらの清掃道具はまだ使ってません。

    今度現地に行った際に、汚れがひどい箇所を少しでも掃除しておきたいと思っています。

  3. リアルティ より:

    お答えありがとうございます☆

    また、その道具でやってみた後のレポ楽しみにしています♪