シロツメクサのグランドカバー、成功率50%?

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シロツメクサによるグランドカバーの効果は…

シロツメクサでグランドカバーに挑戦中の太陽光発電所 1号基

シロツメクサでグランドカバーに挑戦中の太陽光発電所 1号基

1ヶ月半ぶりに岡山の太陽光1号基に来た。
メンテナンスなどのためだが、メインは草刈り&草むしりとなった。

この時期はやはり雑草の生育も早いので、ほったらかしにしておくと後が大変になる。
ということで、早め早めの対応をすることにした次第。

とはいえ、この太陽光1号基には安物ながら防草シートをかなりの部分に敷いてあるし、防草シートの無い部分にはシロツメクサ(クローバー)のグラウンドカバー・プランツを導入中である。

こういった雑草対策を行っていないと、恐らく一か月半も放置プレイwにしていたら、もっと大変なことになっているはずだ。

その意味では、防草シートとグランドカバーがあるお陰で一か月半も空けてのメンテナンスが可能になっているとは言えるかもしれない。

(防草シートもグラウンドカバーも無いと、この時期に何も手入れせず1か月も放置しておいたら雑草だらけになって心が折れて何もしたくなくなるかも…)

シロツメクサのグランドカバーは道半ば…

さて、そのシロツメクサによるグラウンドカバーだが、率直に言えば道半ばである。

この太陽光発電所の用地の土壌の質などにもよると思うが、かなり上手く行っている場所がある反面、まだまだ駄目な(=雑草が生えている)部分も多いからだ。

シロツメクサが良い具合に繁茂している箇所

シロツメクサがグランドカバーとして良い具合に繁茂している箇所

もちろん、こういった状況はグラウンドカバー・プラントを導入した時点である程度は覚悟していた。

それまでは、防草シートと除草剤で雑草対策を行っており、簡単にシロツメクサが繁茂して地面を全部覆い尽くすとは思っていなかったからだ。

シロツメクサがほとんど繁茂しておらず雑草だらけの箇所

シロツメクサがほとんど繁茂しておらず雑草だらけの箇所

特に、所々で気になったのは、葉っぱが白くなった感じのシロツメクサ。

恐らく、以前に捲いたグリホサート系除草剤の影響と思われるが、メーカーが言う「しばらく経った後は無毒になる」というのは本当か怪しい。とはいえ、そういう土壌でも、雑草によっては生えてくる逞しいのがあるので、なかなか難しい。

除草剤には、芝生には効かず他の雑草だけを選択的に殺すといったタイプのものがある。

筆者の環境で言えば、シロツメクサには影響がなく、それ以外の雑草だけを選択的に殺すようなものがあれば楽チンなのになぁ…などと考えてしまうのだが、そういった横着な考えが結果的には環境には悪い影響を与えてしまうのかもしれない。

1号基の方、まだまだ手が掛かりそうだが、何とかしてシロツメクサをもっと繁茂させたい。

明後日には2号基の方でも同様の作業を行う予定でいる。

水はけが良く、場所によっては砂礫だけでシロツメクサもなかなか根付かないような部分もある1号基と違い、2号基の方は田んぼの土壌がほぼそのままで、水はけが悪い分、雑草も含めて植物の生育にはより適している。

こちらのシロツメクサは一か月半前と比べてどうなっているか、確かめてみたい。

シロツメクサのメリットとデメリット

数年ほど経過して1号基における雑草管理の状況も相当に変わったので、加筆修正しておくことにした。

結論から言うと、1号基を始めとした当方の太陽光発電所ではシロツメクサによるグランドカバープランツの導入を断念した。

その理由は、ここと他の場所(笠岡市の2号基など)で手間暇をかけてシロツメクサの種を撒いたりしたものの、シロツメクサが雑草には勝てずグラウンドカバー・プランツとして機能させることが出来なかったからだ。

東広島の4号基では野生のシロツメクサが少し自生しており、それらはそのまま活かす方向で考えている。

しかし、それ以外には何千円か出して種を買ったシロツメクサを育成させようとしても、背の高い他の雑草に負けることの方が多いということが経験的に分かった。

時期的には、春先から5月か6月頃まではシロツメクサの勢いも結構ある。

しかし、夏から秋にかけては次第に他の雑草に競り負けてしまうケースが少なくとも筆者の発電所では多かった。

芝生と違ってシロツメクサでは定期的な刈り込みや手入れが不要といったメリットは確かにあるが、他の雑草の生育や繁茂を抑制するという点ではあまり効果が期待できずデメリットと言えるように思う。

その点では、クラピア等の方がシロツメクサよりも期待できそうな気がする。

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