津山のメガソーラー見学

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施工業者S社に太陽光発電の施工を依頼するにあたって、同社が建築・保有し現在稼働・売電を行っている岡山県津山市のメガソーラーをピッピさんと見学させて頂いた。

津山市は岡山市から北に約60キロ程の所にある人口10万人ほどの町で、S社がメガソーラーを作った場所は以前は瓦の製造工場だったとのことである。

出力は1.3MWと現在各地で建築が進むメガソーラーの規模から比較すると、小規模な部類になるが、民間の一企業が保有し、しかも様々なパネルや架台を使っているという特色がある。

この敷地は地面が土で、基礎としてコンクリートを埋める形となっている。

パナソニック、ハンファソーラー、Qセルズ、各100kWの太陽光発電アレイまず、最初に見せて頂いた箇所では、パナソニック(多結晶、HITではない)、ハンファソーラー、Qセルズの三種類のパネルをそれぞれ100kWずつ設置している。架台は、農地などでのソーラーシェアリングなどにも対応可能な想定で、かなり高い所にパネルを固定する形となっている。

ソーラーフロンティアの太陽光発電パネル・アレイ次に見せて頂いた箇所は、ソーラーフロンティアのCISパネルを全面に敷設してある。

京セラの多結晶シリコン太陽光発電パネルのアレイ@津山メガソーラーさらに、もう一カ所のエリアは京セラの多結晶シリコンのパネルを敷設してある。

これらの架台は地上高が通常のメガソーラーと同程度のもの。こちらも地面はアスファルトかコンクリートで造成の必要がなく、コンクリート基礎をそのまま置いた形。

と言った感じで、山梨県北杜市にあるNEDOの実証サイトと似たような、異なった特性のパネルの比較を行えるメガソーラーのサイトとなっており、西日本でこういった特徴のある太陽光発電所としては、ここ以外にこういった構成の例はあまり無いのではないかと思う。(続く)

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