本日の午前中は吉備中央町にて、先日の設備認定でお手伝いをさせて頂いたHさんの用地を見せて頂いたり、彼の親戚の方に太陽光発電用地として使えそうな土地を案内して頂いたりした。
(ちなみに、Hさんは自宅の屋根にも4.75kWほどの太陽光発電パネル(中国サンテック製)を設置している。)
まず、Hさんが太陽光発電を行うために、最近取得したという自宅のすぐ傍にある畑(現状、いわゆる耕作放棄地)。
ただ、この辺は農業振興地域(いわゆる農振)であり、地元の農業委員会に太陽光発電やソーラーシェアリングを行いたいとHさんが問い合わせたものの、けんもほろろの対応でまったく取り付く島が無かったそうである。
ソーラーシェアリングに関しては農林水産業の通達によって、第一種農地であっても従来通りに農作業を続ける前提であれば、部分転用によって架台を設置し発電事業も行うことが可能となる。
しかし、現時点で最も活用を促進すべきはずの耕作放棄地に関して何も定めがなく、霞が関も「今後検討する」とお茶を濁しているだけなのが現状だ。
ただ、今年の5月頃に農地の転用などに関する規制緩和が行われる見込みだそうで、それによってもしかするとHさんの土地などでも太陽光発電での利用が可能になるかもしれない。
この後、いくつかの土地を見せて頂いた。
基本的に山や田畑がメインだが、中には広々として日当たりが良く電柱や電線が近くて、坪単価が安ければ太陽光発電に最適と思われる場所もあった。
筆者のレベルでは太陽光向き土地の目利きとしてはまだまだ怪しいところも多々あるかとは思うのだが、最低限度の判断は出来るかと思う。
昼頃に見せて頂いた小高く広々とした場所に関しては、今後また何らかの展開があるかもしれない。
H様、本日は色々とお世話になり、どうもありがとうございました。
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