施工条件付きの発電所用地

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ある方にご紹介頂いた業者さんに、九州某所の土地物件をご紹介頂いた。
200kWという所で、既に少々スペックオーバー(汗)。 土地だけで8桁の金額では資金繰りが大変だww。

高圧連係だと、電力会社との連係協議に時間がかかる上にキュービクルなども必要でコストが更にかかってしまう。 個人レベルの(例え、法人化したとしても)発電事業としては、やはり敷居が高くなってしまうのだ。各土地物件が小さいことによるコストアップは、キュービクルが不要な分で相殺されるだろう。

同じ200kWの発電事業でも、1ヶ所で200kWよりも少し離れた4カ所でそれぞれ50kWとする方が、リスク分散の点ではより望ましいと考える。 

200kWの1カ所が災害などでやられたら、保険を掛けていたとしてもそこがダウンしている間の発電収益は損失となってしまうが、50kW×4カ所であれば一つが災害で駄目になったとしても、残りの3カ所150kWからの収益は確保できるからだ。

筆者が大企業の経営者や富裕層の資産家であれば、メガソーラーをいくつも建設してポートフォリオを作れるだろうが、残念ながら個人ではそんな資金など工面できるはずもない。 低圧プチソーラーのポートフォリオで頑張りたいところである。

あともう一つ、イマイチ気に入らない点は、施工条件が付いていること。

住宅でも建築条件付きという土地物件があるが、あれと同様の太陽光発電用地もかなり出回っているようなのだ。 というか、最近ご紹介頂いたり、ネットで見つけたりした業者さんは、ほとんどこのパターンと言えるかもしれない。

で、どういった部材を扱っているかというと、主に中国のあまり聞きなれないブランドの太陽光発電パネルである。 前にも書いたように、中国製だから全部ダメというつもりは決してない。太陽王子も「ブランドでパネルを選ぶな」と言っているし。

だが、ブランドが中国製の場合、やはりまず注意して掛かる方が良いという筆者自身の考えに変わりはない。

もちろん、太陽王子のようなプロが自身で太陽電池なり太陽光発電モジュールの工場まで見学をした上で大丈夫だと判断できればOKと言えるだろう。

ただ、まだ直接お目に掛かったことがない業者さんの扱う、中国ブランドのパネルとなると、正直かなり勇気が要る。土地の面積(=金額)が大きくなる上に部材の品質が不明となると、単に坪単価が安いからといって飛びつく訳にはいかないのである。

いずれにしろ、本気で検討するのであれば現地に筆者自身もまた行く必要があると思うし、業者さんにも会ってから信頼できるかどうかを判断したい。

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