太陽光発電業者からのメルマガで筆者の太陽光発電所1号基から比較的近い姫路市に低圧連係向けの270坪ほとの賃貸の土地があると聞き、この週末のフェンス施工作業のついでに下見に行くことにした。
この情報を入手したのは金曜の午後遅い時間であり、その太陽光発電業者に興味があるので現地を見たいと連絡をしたのがその晩。連絡があるとすれば、土曜の朝かなと思っていたら、はたして予想通りに筆者の携帯電話に連絡を頂いた。
話を聞いたところ、自由に見に行って良いということなので、詳細な所在地の情報を頂き、日曜の午後に発電所の作業を少し行った後で下見をさせて頂くことにした。
岡山から姫路に向かう電車の中からカーシェアの車両を予約し、姫路駅からはクルマで現地まで行く。
この貸土地の場所は、姫路市内の北西部、姫路駅からクルマで40分位の所にあった。
南向きで電線・電柱もすぐ近くを通っているので、確かに太陽光発電には適した土地であるようだ。
この土地物件の南北は田んぼであるが、北側の田んぼにはなぜか小さな太陽光パネルが設置してあった。夜間の電灯か何かの電源なのだろうか。
土地の形状は比較的きれいな四角形だが、やや南北に長い。この点、筆者の太陽光発電所1号基に較べるとやや不利だが、それほど南北に細長いということもないので、まぁ及第点か。
問題は土地の賃貸料だろう。業者の情報では、年間30万円ということで、価格交渉は可能とのことだが、高くても半額位が限度だろうか。元々地目は田ということで、農転する以前の土地代は、恐らく坪単価でせいぜい3000円とか5000円が良い所だ。
あと、その太陽光発電業者の情報を確認すると、どうもバンク逆潮流などの影響で出力抑制もかかるようなことを注意書きに記載してある。これで32円/kWhでしか売電できないと、かなり厳しい収益性が予想される。
一応、業者に問い合わせてみたいと思うが、それほど魅力的な物件かと言えばそうでも無さそうだ。
ちなみに、周辺を少し歩いてみるとメガミドルソーラーが一つ見つかった(次の記事にて詳述)。やはり、土地があり条件がそろっている地域では先客がいるものである。
FITも3年目となり、掘り出し物の太陽光発電向き土地物件はなかなか無いのが現状だ。
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