岡山の太陽光発電所設置計画が始動

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連系に一抹の不安を抱えつつ、太陽光発電用地を取得へ

岡山・広島の太陽光発電向き土地探しから帰ってきて仕事やら何やらとバタバタ暮らしている内に、早くも明日は金曜日。

勤め先で過ごしていると、最近少しヒマなこともあり時間が経つのがそれなりに長く感じることもあるのだが、こうしてブログの記事などを書いていると、やはり時間が経つのは早いよなぁと感じる。

かくして、岡山県備前市で見た土地物件については取得の方向で進めることにした。
ただ、中国電力への系統連系では、まだ一抹の不安が残っている。

何しろ、法律を決めて固定価格での全量買取制度を制度化した際に、電力の安定供給に支障を来たすとその管轄の電力会社が判断した場合には、連系を断ることが出来るという、我々発電を事業としたい側からすればとんでもない「落とし穴」が用意されていたからだ。

そこで、太陽光発電ムラ主宰の太陽王子ことTさんに相談すると、もし系統連系を拒否されたり力率を低下させての運用しか認められなかったりした場合に、その物件の買い取りを拒否できるような売買契約にしてはとのアドバイスを頂いていた。

ところが、その不動産屋さんに打診してみると、申し訳ないがそういう契約は出来ない、こちらも商売なので、他にそういう条件無しでも買いたい人がいればそういう人に売らないといけないので、という結構つれない回答を頂いた。

接続拒否された例はなく、電力需要もそれなりに

それでこの2、3日ほどかなり悩んでいたのだが、Tさんが岡山県の知り合いの太陽光発電施工業者の方に確認したところ、岡山県では低圧契約(<50kW)で接続拒否をくらったと言う例はまだ聞いたことが無いとのことだった。

筆者が自分で調べた範囲でも、備前市のすぐ近くにメガソーラーなどのプロジェクトは特になく、容量が不足するとも思えない。最も近いメガソーラーの予定地でも20kmは離れている。

また、その物件の周囲は田畑も多いが、民家や工場、商業施設なども点在している。
また、道路を挟んで向こう側には山陽本線も通っており、電力の需要はそれなりにありそうである。
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だから、50kWの電源が一つや二つくらい増えても大きな問題は無さそうという判断である。

以上のような検討を重ねた結果、まだ中電にお伺いを立てない限り最終的な結論は出ないものの、概ね大丈夫ではないかとの推測のもと、腹をくくって物件を先に取得し中国電力との連携協議もしかるべく業者さんを決めてから進めることにした訳である。

いよいよパネルや施行業者の選定を本格化させていくことになる。

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