「太陽光発電施工業者選びのポイント(1)」からの続き
2. 自分が設置したい太陽光発電パネルやパワコン、架台を扱っていること
これは自分でいろいろと業者と折衝してみて分かったことであるが、施工業者によって得手不得手や業務上の優先度などから取扱いのあるソーラーパネルやパワコン(PCS)の選択肢というのが、限られてくるということ。
逆に言うと、パネルで「俺は絶対に○○のソーラーパネルを使いたい!」ということが決まると、あなたのお住まいの地域でそのパネルを扱う施工業者というのは、恐らくかなり絞り込まれてくるのではないかと思う。
もちろん、首都圏のように膨大な商圏の地域では、施工業者とソーラーパネルの組合せもかなり選択肢が多いのかもしれないのだが、筆者のように地方での太陽光発電所設置を行う場合には、○▽□のソーラーパネルならこの施工業者、△◎※のパワコンならこの業者、というように限定的となるケースが多いはずだ。
ただ、ある程度パネルの選択肢が柔軟であれば、あとは信頼ベースで業者にお任せということはあるかもしれない。
3. 施工実績が豊富であること
実績が多い業者が絶対に良いとも言えないが、少なくとも何年も太陽光発電を手掛けてきている業者であれば、前述の信頼の可否とも併せてある程度は期待できると思う。
住宅用か産業用かを問わず、もしお客を騙すようなことをしていれば、その業者が何年も太陽光発電の施工を続けることは出来ないはずだからだ。
筆者の場合、自身の第1号となる太陽光発電所では、実績が豊富であることと合わせて、自社で発電所の保有と運営まで行っている施工業者を最終的に選ぶことにした(契約は今週土曜日)。価格的には必ずしもあまり安くないことも納得ずくで契約をすることに決めた。
太陽王子からもアドバイスをもらっていたのだが、施工現場の見学を依頼して快く応じてくれる施工業者なら大丈夫かと思う。逆に、施工現場を見せろと頼んで難色を示されるようだと、理由にもよるが一応警戒する方が良いかもしれない。
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