太陽光発電施工業者の担当S氏と、筆者のプチソーラー系統連系工事費用の問題について電話で協議を行った。
以下はその要旨:
中国電力(以下、中電)にこちらから直接この件について問い合わせるのは構わない。
最近になって中電は低圧連係の太陽光発電所の連係工事の費用を全体的に値上げしているようだ。(筆者の発電所だけではない)
通常、連係工事のタイミングは、連係工事の費用を支払ってから1か月後くらい。
系統連系の工事自体は1日もあれば完了する。連係工事費用の支払いに対して期限は特に指定されていない。
(請求されたおカネを支払わないと連係工事が行われないだけ。)系統連係工事の金額について了解されるのであれば、その旨を(S社に)連絡すれば立て替えて中電に連係工事の費用を支払う(後から、太陽光発電システムの設備とまとめて工事の費用も筆者が支払う点に変わりはもちろん無い)。
先方は上述のようなタイミングで連係工事を進める。
電話での協議は色々と根掘り葉掘りの情報もあり10分あまりにはなったと思うが、恐らく重要なことはこの程度である。
ここで筆者として考慮すべきことは、以下の項目である:
- 売電開始の日付
- 消費税還付のタイミング
- グリーン投資減税の手続きとタイミング
1によって2や3の節税に影響が及ぼされると言うことである。
2の手続きは既に先日済ませてあるので、これは1の売電開始の日付次第だ。
3については、まだあまり良く理解していないので、早急に調べなければならない。
ただ、S社の当初の予定より、もともと今年度内の売電開始は微妙という事情があったので、グリーン投資減税も来年度に回すか、あるいは諦めるか、ということになるかもしれない。
現状、筆者の所得・納税額レベルでは一括償却など行ってもあまり意味がないというか、もったいないことになるので、グリーン投資減税を適用するとしても、普通償却に加えての取得価額の30%相当額の特別償却の方を選択する方が得になると思うのだが、どちらを選ぶにせよ納税申告として青色申告をする必要がある。
(筆者は確定申告は行っているが青色申告は行ったことがない。)
いずれにしても、請求書の額を今日とか明日慌てて支払う必要はないが、節税スキームのタイミングを注意深く確認しつつ中電に問い合わせを行うことになりそうである。
Facebookの太陽光発電ムラに投稿しておいたところ、ドイツ出張中の太陽王子から早速アドバイスを頂いた:
「資料(下記)を取り寄せてから詳細について質問をするのがいいと思います。」
太陽光発電所を作る時に電力会社へ払う工事負担金の目安を知る方法 | 50kW太陽光発電ムラ拡大作戦本部
早速、金曜の朝にでも中国電力に連絡して同社の工事負担金についての情報を取り寄せたいと思う。
またY嬢には彼女のプチソーラーで50万円ほどの工事負担金が掛かったものがあったようで、それについて調べて下さるそうである。
最後に、太陽光発電ムラとして経産省に改善要望を出すべきだとご提案されたSさんの文書だが、既にネット上に公開されているものもあるとご教示頂いたので、ここでもご紹介したい:
日本版FITの問題点(1)
※ FIT: Feed-in Tariff=固定価格買取制度
皆さん、色々とどうもありがとうございます。
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