渦中?のインリーソーラーが新製品を発表

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インリーソーラー(インリーグリーンエナジー/Yingli Green Energy:YGE)が、1500Vの電圧で使用する発電・電力事業者向けの新しい太陽光発電モジュールを開発したと発表した。

同社のニュースリリースによると、米国カリフォルニア州のサンフランシスコで現在開催中の太陽光発電関連の展示会「Intersolar North America」にこのソーラーパネルを出展、展示するという。

いわゆるメガソーラーなどの大規模な太陽光発電システムでは、ソーラーパネルとパワコンを接続するケーブルや接続箱といった、脇役的なコンポーネンツも出来るだけ数を減らして、コストを低減したい。

システムの電圧を1500Vという高圧にすることで、そういったコンポーネンツの数を減らせるので、結果的にコスト低減に繋がるということである。もちろん、我々の発電所のように50kW未満の低圧連系では、おそらくこの1500Vソーラーモジュールを採用する可能性はほとんどないと思われる。

それにしても、こういった新製品の発表やメガソーラーでの採用などのニュースは、インリーではまるで何事も無かったかのように粛々と発表されている。

独pv-magazineが報じた、インリーの工場が停止しているという報道関連では、一切、何の情報やコメントも掲載されていないのは相変わらず。

この辺、同社のCFOが工場の停止を否定するコメントをpv magazineに伝えた以外に公式な見解が一切無いのは、そんな事実は無いから、顧客や投資家に説明する必要もないという考えなのか、それともヤバくてどうしようもないので説明できる状況にないからなのか、やはり判断がつかない。

pv magazine以外にも何らかのタレこみ情報などがあることを期待したいところである。

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