ソーラー税理士さんのセミナー

この記事は約3分で読めます。

ソーラー税理士さんの太陽光発電セミナー昨日曜日の昼過ぎ、都内で開催されたソーラー税理士さんのセミナーに参加してきたので、ご報告したい。

元々、一昨日・土曜日の午後早い時間の予定だったのだが、台風の影響のため大事を取って延期となり昨日行われた。このあたり、慎重さを重視するのが会計士・税理士の気風なのかもしれない。

(太陽光発電ムラでは、晴れ男・太陽王子が気合でそのまま決行…幸い特に問題もなく、まぁ結果オーライだがww)

さて、本題。ソーラー税理士さんのこのセミナー、結論から言うと筆者の期待や予想よりずっと良かった。

内容的には、太陽光発電のメリットなどのおさらいに加えて、法人化のメリットや消費税の取り扱いに関するテクニック、お奨めの施工事業者情報など、かなり具体的な部分まで色々と解説があり、大変参考になった。やはり、ご自身でも太陽光発電事業を手掛けている辺りが信頼できるという面も多分にある。

また、筆者がこのネタで参加する旨を書いた時点では相当に営業トークも入る事を覚悟していたのだが、1時間のセミナー(実際には+15分位の時間延長)のうち、営業的な内容は最後にほんの数分程度、20枚以上あった資料/パワポのスライドでも1枚だけ。

(もちろん、こちらの氏名や連絡先をすべて既にお渡ししているので営業のメールや電話は後日それなりに来るだろうが、基本的にはプル型のマーケティングなのだろう。)

「言うは易く行うは難し」、でこういう知識は実際に、ペーパーワーク(帳簿の記帳)や確定申告など税務署への手続きなどがきちんと出来なければ意味が無いし、そのために彼らのような公認会計士や税理士の存在意義がある訳だから、営業トークを少なくしても集客ができるという余裕があるのかもしれない。

ただ、昨日の太陽光発電ムラの懇親会で色々とお話ししたYさん(都内在住で筆者よりご年配の方)によれば、太陽光発電事業の税務や会計は、それだけを事業とする法人では、収入は月に一回発生するだけで、それほど大した記帳作業ではないため、それを月に1万いくらで請け負うというのは、彼らからすれば相当に美味しい話だという。

逆に言えば、やはり我々個人の事業者(社長兼社員の一人法人も含む)であれば、多少勉強して自分でやってしまえば、月1万×12=12万円以上の出費を節約できることになる。

つまり、月1万円+αの出費分の作業時間が捻出できるか、その時間を使ってもっと多くの収益を生み出せるかどうか、が税理士や公認会計士に外注する判断基準になるだろう。

それだけの高付加価値な仕事が出来るのであれば外注も良いが、そうでなければそれはある意味、怠慢または贅沢をするということだ。

本業が忙しくて記帳や確定申告まで手が回らないとか(しかし、やはりサビ残を無くすのが先だな…)、プチソーラーを何カ所か保有して売電収入が増えても管理やメンテナンスで売電事業に付随する仕事量が増えてしまい大変だから、となればお任せするのも有りかもしれない。

税理士事務所にお仕事をお願いするにしても、理想的には太陽光発電ムラのように、ある程度密な付き合いが出来る関係が良いような気もする。

コメント

  1. ももたろ より:

    しげる会でお話させていただいた岡山人です。
    ブログ拝見させていただきました。

    月一の売上と交通費や草刈りの経費、パワコンの電気代くらいを計上するだけですので記帳は簡単にできると思います。月一時間くらいだと思います。

    私も自分で記帳しようと思っています。
    これからも末永く宜しくお願いします。

  2. bigfield より:

    ももたろ様、

    先日は遠路をはるばるお越し頂きありがとうございました。
    記帳に関しては、月1時間程度ですか… そんなものですかね。 あとは経費がどれ位発生するかですね。

    当方も確定申告は既に行っていますので、太陽光発電事業の記帳はその延長線上と言えると思いますので、その方向で考えたいと思います。

    岡山でも太陽光発電をされている方、これからされる方で集まって色々と情報交換を行っていければ良いなと思います。

    こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。
    bigfield 拝

  3. 農民 より:

    太陽光だけなら一年に一回だけまとめてやれば一日でできちゃう気がするんですけどね。