いよいよ本日(7/30)から3日間、「PV Japan 2014」が東京ビッグサイトで開催される。
思えば、昨年のPV Japanの会場で太陽王子やピッピさんに初めてお会いしたのである。
あれから1年。時の経つのは早いが、まだガチャガチャ作業中ではあるものの50kWの太陽光発電所を1基立ち上げるまでには至ったので、自分としてはかなり感慨深いものがある。
さて、今回のPV Japan、筆者は恐らく7/31(木)か8/1(金)のいずれかに会場を取材・見学する事になると思っている。仕事の都合により、まだ流動的なのだが、可能であれば8/1の金曜日に丸一日セミナー聴講も含めて来訪したい考えだ(その後は納涼屋形船で宴w)。
まだまだ勉強が足りないとはいえ、筆者も50kW太陽光発電所オーナーの端くれ。
PV Japan会場の各社のブースで説明員をたじろがせるような鋭い質問をしたり(笑)、2号基の設置のために役立つ情報を仕入れたり出来ればと考えている。
ときに、今回まで5回分のPVJapan開催状況(出展社数、小間数、来場者数)を調べてみた。
今回2014年の来場者数(=5万人)は見込みであり、実際にはこれより多いかもしれないし、少ないかもしれない。他の二つの数字はすべて確定した値である。
PV Japanの出展社数は5年連続して減少
まず一つだけ明らかなトレンドは、出展社数が過去5回に渡って減少し続けていること。これが何を意味するのか。やはり、日本の景気が停滞しているという傍証なのか。
出展社数と関係の深いもう一つのパラメータ・小間数を見ると、こちらは2012年までは同じように減少していたが、前回は増加に転じており今回はわずかに増加、まぁほぼ同じ位の水準と見て良いだろう。
出展社数は減ったのに小間数が減っていないということは、平均すると出展社あたりの小間数が増えた、つまり出展する各社の展示ブースが広くなったということを意味する。
(グローバル化の進行による弱肉強食化?と解釈できなくもない。。。あるいは、JPEAが出展社数減少に歯止めをかけるために小間単価を値引きでもしたか?)
もちろん、全部の出展社でそうなった訳ではないだろうが、例えばLooop社のように元気の良い会社が前回より小間数を増やし、より大きなブースを構えるということなのだろう。(パナソニックやシャープ、東芝、ソーラーフロンティアといった著名な大企業と並んでゴールドスポンサー。Looopさん、相変わらず凄いねぇ…)
次に、来場者数(緑の折れ線、右側の目盛り[単位:万人])を見てみると、こちらは2011年に底を打った後堅調に増加しているように見える。同じトレンドで増加すれば、太陽光発電協会(JPEA)の見込み通り5万人を達成する可能性はありそうだ。
今年が3年間の優遇期間の最後ということで、固定価格の設定やグリーン投資減税などの優遇策の如何によっては、次回のPV Japanは非常に淋しいものになる可能性もあるのだが、経済産業省・資エネ庁にはなんとか頑張って頂き、少なくとも現状の太陽光発電の普及ペースが維持できるようにして欲しいところである。
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