オフグリッドの意味は、電力系統(grid)から離れている(off)というもので、電力会社の配電線に接続または系統連系されていない電力システムを指す。
「オフグリッド太陽光発電」や「オフグリッドソーラー」といった形で、風力や太陽光など、小規模で分散型の再生可能エネルギー電源と蓄電池の低コスト化と増加に伴って、類似した概念である「マイクログリッド」と共に重要性が増している。
一般に、太陽光や風力などの出力変動が大きな再エネ電源によるオフグリッド・システムでは蓄電池が必要不可欠である。小水力や燃料電池など定常的に発電が可能な場合、蓄電池は必ずしも必要としない場合もある。
日本ではまだあまり一般的ではないが、ソーラー発電による電気を蓄電池に貯めてオフグリッドで生活する人、オフグリッドを自作する人なども少しずつ出始めている。